『アクアマン』続編でアンバー・ハードが降板の危機に陥っていた ─ ジェイソン・モモアとの相性を不安視

DC映画『アクアマン』(2018)の続編『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム(原題:Aquaman and the Lost Kingdom)』でメラ役のアンバー・ハードが降板の危機に陥っていたと、米PuckNewsを元に複数メディアが報じている。
『アクアマン』は、海底帝国アトランティスの女王と人間の血を引くアクアマン/アーサー・カリーが、地上征服を目論むアトランティスの野望を阻止すべく立ち上がる姿が描かれる。本作でハードは海中の王国ジベルの王女で、アトランティスとの戦いに協力するうちにアクアマンと恋に落ちるメラ役を演じている。

映画の設定により、アクアマン役のジェイソン・モモアとハードは親密なシーンを共有することが少なくない。しかし、DCフィルムズのウォルター・ハマダ社長によると2人のケミストリーが十分ではなく、当初にワーナー・ブラザースは、ハードによる続編復帰の選択肢を退けていたという。
この情報は、元夫のジョニー・デップがハードを名誉棄損で訴え、2022年4月11日に始まった裁判の宣誓証言に記されており、ハマダ社長は「主演のジェイソン・モモアとの相性に懸念があった」と証言しているとのこと。この宣誓証言は一般には公開されていないが、弁護士によって裁判で使用される予定だと報じられている。
一方でハードのチームは、『アクアマン』続編への復帰について当初は検討されなかった理由は、デップとの泥沼化している裁判やスキャンダルにあると考えている模様。ハードは2018年に執筆した論説で、「私が出演していた映画が、私の役を配役し直しました。私は世界的なファッションブランドの顔として、2年間キャンペーンの撮影をしてきましたが、その会社から降板させられました。映画『ジャスティス・リーグ』や『アクアマン』のメラ役を続けられるかどうか疑問が生じています」と綴っていた。
ワーナー・ブラザースとハマダ社長はハードとモモアの相性に問題があると感じていたようだが、ハードは続編映画にメラ役でカムバックする。『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム(原題:Aquaman and the Lost Kingdom)』は、2023年3月17日に米国公開予定。
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