『ブレット・トレイン』アーロン・テイラー=ジョンソン、『デッドプール2』出演を断っていた

ソニー・ピクチャーズ製作『スパイダーマン』シリーズの新作スピンオフ映画、『クレイヴン・ザ・ハンター(原題:Kraven the Hunter)』に主演し、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)のクイックシルバー/ピエトロ・マキシモフ役でも知られるアーロン・テイラー=ジョンソン。コミックを映画化した『キック・アス』シリーズにも主演したテイラー=ジョンソンが、スーパーヒーロー作品との縁深さを更に証明する舞台裏エピソードを披露している。
デヴィッド・リーチが監督を務める最新映画『ブレット・トレイン』のため、米The Hollywood Reporterのインタビューに登場したテイラー=ジョンソンが、この映画の役を得るためには、以前にリーチがメガホンをとった『デッドプール2』(2018)への出演を断っていたため、少しハードルが高かったと明かしている。
製作当時に業界で話題になっていたという『ブレット・トレイン』に出演したいと思ったテイラー=ジョンソンは、面識があったリーチ監督に、「この役はどうでしょうか?」とアプローチ。ところが監督に、「“列に並んでくれ。他にも10人の役者がいて、この仕事をやりたがっているんだ。彼らは君よりも大物だぞ」と言われてしまったのだそう。
そう笑いながら語ったテイラー=ジョンソンは、「だから(簡単に)こういう役を与えられるとは期待してないし、そのために戦い、それが自分のすべきことでした。自分が努力したからこそ、役を得られたのだと思います」と話を続けている。その結果として、主要キャラクターの一人であるタンジェリン役を獲得することが出来たようだ。
『デッドプール2』でテイラー=ジョンソンがオファーされたキャラクターは不明だ。続編にはケーブルや「Xフォース」のメンバーなどが登場していたが、そのいずれかにて打診されていたのかもしれない。ちなみに、『ブレット・トレイン』でテイラー=ジョンソンが共演しているブラッド・ピットは、Xフォースのメンバーであるバニッシャー役でカメオとして一瞬だけ姿を見せていたという縁もある。
運命の巡り合わせか、ついにテイラー=ジョンソンとリーチ監督がタッグを組むことになった映画『ブレット・トレイン』は大ヒット公開中。
Source:The Hollywood Reporter