『アバター』第2作・第3作、主要キャストの撮影が終了 ― ジェームズ・キャメロン監督が報告

2009年、巨匠ジェームズ・キャメロン監督が3D映画として世に放ち、全世界興行収入で歴代1位の記録を樹立した『アバター』。いまだ破られぬ記録を有する本作の公開から9年が経過しようとしている現在、キャメロン監督は『アバター』続編2作品で主要キャストの撮影を終了したことを報告している。
『アバター』米公式Twitterでは、キャメロン監督からのビデオメッセージのほか、監督が脚本・製作を務める新作映画『アリータ:バトル・エンジェル』(2019年2月22日公開)の予告映像が公開された。
James Cameron took a (very rare) break from filming on the performance capture stage to record a message to Avatar fans!
Watch for a progress update on the sequels and a brand new trailer for his long-time passion project, Alita: Battle Angel. #AvatarFamily @AlitaMovie pic.twitter.com/Vz6bqp73DA
— Avatar (@officialavatar) 2018年11月13日
この映像は『アバター』第2作・第3作(タイトル未定)の撮影現場から届けられたもので、キャメロン監督の背景にはパフォーマンス・キャプチャー用のセットがある。今回のビデオメッセージで、監督はこのように述べている。
「今日はスタントシーンの撮影をしますが、主な出演者の撮影はすべて終わりました。サム(・ワーシントン)、ゾーイ(・サルダナ)、シガニー(・ウィーバー)、スティーブン・ラング、ケイト・ウィンスレットはすでに撮影を終えていて、すばらしい演技を残してくれました。彼らの仕事に私がどれだけ満足しているか、お伝えすることはできないんですが。」
2018年10月末の時点で、シガニー・ウィーバーは『アバター』第2作・第3作の撮影を終えたことを米The Hollywood Reporterにて明らかにしていた。主要キャストの撮影終了時期は具体的に明らかになっていないが、製作は次の段階へと順調に移っているものとみられる。
映画『アバター2(仮題)』は2020年12月18日、『アバター3(仮題)』は2021年12月17日に米国公開予定。続く第4作は2024年12月20日、第5作は2025年12月19日に米国公開されると告知されている。
ちなみに『アバター2』は“3Dメガネ不要の3D映画”として企画されていることが以前報じられていた。今度はどんな映像革命を味わわせてくれるのか、今から楽しみだ。