『アバター』続編、壮観のコンセプトアート群が公開 ─ ジェームズ・キャメロン監督&キャスト陣揃った貴重な1枚

巨匠ジェームズ・キャメロン監督による『アバター』(2009)続編シリーズより、制作の裏側を捉えた貴重な1枚が公開された。どうやら、主人公ジェイク・サリー役サム・ワーシントンらキャスト陣が、キャメロン監督からコンセプト・アートの説明を受けているようだ。
コロナ禍の影響で製作スケジュールに遅れが出ていた『アバター』続編シリーズは、現在も撮影などが進行中と見られる。このたび、プロデューサーを務めるジョン・ランドーが「リハーサル時期に撮られた」との言葉を添えてInstagramに投稿した写真は、壁一面に貼り付けられたコンセプトアートを、キャメロン監督がキャスト陣に細かく説明している姿を捉えたもの。主演のワーシントンほか、前作から続投するシガニー・ウィーバー、ジョエル・ムーア、スティーヴン・ラングらの姿が確認できる。
舞台が陸地だけに留まらず、「水上や水辺、水中」になると伝えられている続編シリーズ。これを裏付けるように、写真に映るコンセプト・アートは水に関わる場面を切り取ったものばかりだ。一枚ごとのディテールは不明だが、壮観な景色であることは遠くからでも伝わってくるだろう。また、気になるのはキャメロン監督がまさに手を伸ばして紹介している1枚だが、角度の関係で見えず。謎に包まれたままだ。
コンセプトアートから、早くも息を呑むほどの映像美を期待されるが、それこそ以前、キャメロン監督は映像の出来栄えについて「“非常に素晴らしいじゃないか”と言ってしまう」程だと明かしていた。圧巻の映像体験が待っていること間違いなしだろう。
続編シリーズでは、故郷を追い出されてしまい、パンドラの違う地域を旅することになるサリーやナヴィ族が描かれることになる。出演者には、上述のキャストに加え、ゾーイ・サルダナらが続投。新たに『ワイルド・スピード』シリーズのヴィン・ディーゼルや『タイタニック』(1997)でキャメロン監督をタッグを組んだケイト・ウィンスレットらが加わる。
映画『アバター』続編シリーズは、第2作が2022年12月16日に、第3作が2024年12月20日に、第4作が2026年12月18日に、第5作が2028年12月22日に米国公開予定。