『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は「昔のマーベルの感覚」とキャプテン・アメリカ役 ─ 「ショーを仕切るのは間違いなく彼」と『ブレイブ・ニュー・ワールド』脚本家も期待

彼こそがキャプテン・アメリカ、彼こそがリーダー。マーベル・シネマティック・ユニバース『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(2025)では、サム・ウィルソンが新キャプテン・アメリカとして鮮烈なスクリーンデビューを飾った。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)のラストでスティーブ・ロジャースから盾を継承したサムの心に、アベンジャーズのリーダーとしての覚悟が宿った。
続く2026年予定作『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』では、アベンジャーズと新たなる脅威との戦いが描かれる。この超大作で、サム・ウィルソンは新リーダーとしてヒーローたちを率いることになる。

「今、彼はキャプテン・アメリカになりました。だから、ショーを仕切るのは間違いなく彼です。それが次なる一歩でしょう」。そう期待を込めるのは『ブレイブ・ニュー・ワールド』脚本を執筆したロブ・エドワーズだ。あくまでも『ドゥームズデイ』のストーリーには直接関わってはいないが、サムこそが物語の主導者になると考えている。「いちファンとしての推測になりますが、『ドゥームズデイ』の行き着く先はそこだと思います。(『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』の)作中で示されたように、アベンジャーズを再建するんです」。
新リーダーに抜擢されたサム役アンソニー・マッキーも、いよいよ撮影が「今週から始まる」と米IGNに報告。「全員ワクワクしていますよ。バンド再結成です」と興奮しながら、これから始まる超決戦への思いを語る。「脚本も、ルッソ兄弟の復帰も、最高なことになると思います。このプロジェクトがどんなものになるのか、すごく楽しみ」。
さらにマッキーは、次のアベンジャーズについて「観客がいつも感じているような、昔のマーベルの感覚があると思います」と原点回帰を示唆。『ブレイブ・ニュー・ワールド』にも『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2011)のような精神が込められていた。
これは、監督アンソニー・ルッソの次の発言とも呼応する。「もっと中心になる物語が必要なのです。我々のマーベルでの仕事は、まさにそこがこだわったポイントでした。我々は、焦点を絞った物語を取り戻したいと思います」。新生アベンジャーズとともに、サム・ウィルソンが羽ばたく。『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』は2026年5月1日にUS公開予定。
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Source:Josh Wilding,IGN