『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』スター・ロードやらかした問題、ジェームズ・ガンが見解語る

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)におけるファンの間での永遠の議題、「戦犯スター・ロード問題」について、シリーズの監督ジェームズ・ガンが興味深い見解を示した。
『インフィニティ・ウォー』では、アベンジャーズ&ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー連合チームとサノス軍の熾烈な激闘の前半戦が描かれた。インフィニティ・ストーン全制覇を目指すサノスは、ソウル・ストーンを入手するために娘のガモーラを生贄に捧げる。その後、スター・ロード/ピーター・クイルらのチームはタイタンにてサノスを奇襲。アイアンマンら仲間との連携技でサノスを追い詰め、ガントレットを奪い取るチャンスにまで迫る。しかし、ガモーラを奪われたと知ったスター・ロードは激昂。感情任せにサノスの顔面を殴ったことが仇となって形勢を逆転される。結果として、これがヒーロー陣営の大敗へと繋がってしまう。
これは、スター・ロードが荒唐無稽なコミックヒーローでなく、我々と同じ人間の心や感情を持っていることを印象付けるシーンだ。一方でファンの間では、スター・ロードがここで冷静さを保ち、自身のやるべきことに集中さえしていれば、サノスを仕留めることができたはずで、後の世界的な悲劇も未然に防げたはずだとの指摘がなされている。
スター・ロードはジェームズ・ガン率いる『ガーディアンズ ・オブ・ギャラクシー』シリーズの主人公だが、『インフィニティ・ウォー』はアンソニー&ジョー・ルッソ監督が演出を手掛けており、脚本もガンが執筆したわけではない。別のシーンでセリフや展開への提言は行っているものの、サノスに手を出してしまう場面について、ガンは関与していないとされる。
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