『アベンジャーズ5』60人以上のキャラが登場か ─ 各チームを対等に描くアンサンブルに

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)次なるクロスオーバー超大作、『アベンジャーズ』映画第5弾の『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(仮題)』では、実に60人以上のMCUキャラクターが登場する可能性があるようだ。
これは、『デッドプール&ウルヴァリン』のショーン・レヴィ監督が『アベンジャーズ5』の監督候補となっていると伝える米Deadllineが報告したもの。プロジェクトに近しい人物からの情報として、ハルク役のマーク・ラファロ、ソー役のクリス・ヘムズワース、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチ、ロキ役のトム・ヒドルストン、シャン・チー役のシム・リウ、ネビュラ役のカレン・ギランらを含む、60名以上のMCUキャラクターが再登場すると伝えた。
また、これまでの『アベンジャーズ』4作がロバート・ダウニー・Jr.、クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー、ヘムズワース、ラファロといったコアグループを中心としていたのに対し、『アベンジャーズ5』は一握りのキャラクターがチームを率いるのでなく、多くのキャラクターを対等に描くアンサンブル作品になるとも伝えられている。
複数のチームやキャラクターが勢揃いする壮大な物語になりそうだ。世代交代中のアベンジャーズに加え、アンチヒーロー集団として2025年5月2日にデビューする『サンダーボルツ*』、2025年7月25日に登場の『ファンタスティック・フォー』は参戦が濃厚。『X-MEN』が関わってくることもあるだろう。また、『エターナルズ』の諸先輩方も今回ばかりはさすがに顔を出してくれそうだし、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が復帰することもあり得る。名前が伝えられているシャン・チーに加え、デアデビルやムーンナイト、シー・ハルク、エコー、ウェアウルフ・バイ・ナイトといったドラマのキャラクターたちも集結するかもしれない。
ちなみに『アベンジャーズ/エンドゲーム』でも60名ほどのキャラクターが登場している。『アベンジャーズ5』でも、『エンドゲーム』級の壮大なクロスオーバーが見られそうだ。
なお本作『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ』は、大物ヴィランである征服者カーン役のジョナサン・メジャースがスキャンダルで解雇されたためにキャラクターの進退がわからなくなったことを受け、暫定的に『アベンジャーズ5』と呼ばれるようになっている。2026年5月1日US公開予定。