トム・クルーズ『オール・ユー・ニード・イズ・キル』続編、着実に進行中 ─ ダグ・リーマン監督、ホワイトボードにメモ書きびっしり

日本の人気SF小説『All You Need Is Kill』(集英社スーパーダッシュ文庫刊)をトム・クルーズとエミリー・ブラントでハリウッド実写化した『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)の続編準備が着実に進んでいるようだ。監督を務めるダグ・リーマンがInstagramに脚本の打ち合わせ現場を捉えた写真を公開した。
前作『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は、トム演じる主人公の軍人ウィリアム・ケイジが、宇宙からの侵略者との戦いで“死亡するとその前日に戻る”という不可解なタイムループから抜け出せなくなる姿を描いた物語だ。ウィリアムは、エミリー演じる軍曹リタに鍛えられながら、「戦い、死に、目覚める」ことを何度も繰り返しながら立派な戦士として成長していく。
投稿された写真には、ホワイトボードびっしりに文字が書き込まれているものの、判別できるのはウィリアムとリタの名前のみ。ダグ・リーマンが投稿した文には「どれだけのホワイトボードがあれば足りるのだろうか」と添えられており、入念に脚本を練り上げている様子が伺える。部屋の中央に写っている二人の人物は、このたび続編でプロデュースを務めるアリソン・ウィンターと、脚本を手掛けるマット・ロビンソンである。
ダグ・リーマン監督は2019年10月のインタビュー時点で、再執筆を重ねた末に脚本を完成させたことを明かしている。ただし、主演トム・クルーズが、『ミッション:インポッシブル』シリーズの新作2部作の撮影を2020年に控えているため、次の段階にはまだ進めない状況とのこと。ひとまず製作準備は着実に進んでいるようなので、続報を待ちたい。
トム・クルーズ の記事
トム・クルーズ、『ショーン・オブ・ザ・デッド』でサイモン・ペッグを見て『ミッション:インポッシブル』に誘う ─ 「僕とミッションをやらないか?」 約20年! トム・クルーズ、『ミッション:インポッシブル』危険な空撮シーンでも楽しそうに笑っているから「そんなに笑うのはやめろ危険な場面だぞ」と監督に注意される 1人でカメラも操作していた 氷点下40度「ホッキョクグマを探しに行った」『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』一同、北極圏で船上生活 楽しそう トム・クルーズ、戸田奈津子に御礼「日本の映画界にとって特別な方」「字幕作業はほんの数日前に仕上がったばかり」 「決して忘れません」 トム・クルーズ「目標を決め、達成に必要なことを書き出してリスト化する」 ─ 東京でスピーチ「人生とは冒険、何を感じても受け入れる」 鼓舞されます
Source:dougliman