エドガー・ライト監督『ベイビー・ドライバー』続編の脚本に熱意!次回作は「2年以内に公開したい」

映画『ベイビー・ドライバー』で2016年の映画界を熱狂させたエドガー・ライト監督が、その続編や次回監督作品への熱意を示した。カーチェイスやアクションと劇中歌の“完璧な融合”によって映画ファンを虜にした同作は、早くも続編を求めるファンが続出するほどの人気作品だ。かつて続編製作への意欲を語っていたエドガー監督は、現在どのような心境なのだろうか?
『ベイビー・ドライバー』続編、いつごろ実現?
2017年7月、エドガー監督は米ソニー・ピクチャーズから『ベイビー・ドライバー』の続編について打診されたことを明かしていた。当時、監督は「あの世界でやれることがまだある」「作るならアイデアがある」と述べて、さらなる物語を紡ぐことに前向きだったのである。
それから約5ヶ月が経過した2017年12月、米Entertainment Weekly誌に語ったところによると、そうしたエドガー監督の思いはまったく変わっていないようだった。また監督は、現時点で自身の次回作が未だ決まっていないことも明らかにしている。
「(次回作についての)話し合いは進んでいます。今まさに契約しようとしているところなんですよ。ですから、(『ベイビー・ドライバー』)第2作では少なくとも脚本を書きたいと思っています。たくさんアイデアがありますしね。それが次回作になるかどうかはわかりません。とにかく作業をしていますよ。」
こう語るエドガー監督は、『ベイビー・ドライバー』の続編だけでなく、今は数多くのアイデアや可能性から次回作を模索しているようだ。
「僕が準備しているものがいくつかあって、新しいアイデアもあって、(『ベイビー・ドライバー』の公開後には)良いお話もいただいています。すぐに(監督業へ)戻りたいんです。だって『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』(2013)から『ベイビー・ドライバー』までは、自分ではどうしようもないところもありましたが、4年も空いたんですよ。また、あんなに長く空けたくはないんです。2年以内に公開したいですね。」
『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004)や『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』(2007)など熱狂的支持を集める作品を次々に生み出したエドガー監督だが、意外にもそのフィルモグラフィに続編映画はない。実現すれば『ベイビー・ドライバー』が初めてのシリーズ作品となるが、「少なくとも脚本」と話しているあたり、自ら再びメガホンを取るかどうかはわからないということだろうか。
映画『ベイビー・ドライバー』のブルーレイ&DVDは2018年1月24日発売。ひとまず、あの興奮をもう一度味わうことにしよう……!
Source: http://ew.com/movies/2017/12/04/edgar-wright-baby-driver-success-sequel-spacey/
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