「マンダロリアン」ベビーヨーダ、撮影現場では立派な「1人の役者」扱い ─ 「本当に生きているようだった」

『スター・ウォーズ』初の実写ドラマ「マンダロリアン」といえば、愛くるしい姿のベビーヨーダことザ・チャイルドが大人気だ。等身大フィギュアの発売が決定すると米販売サイトがアクセス集中で一時ダウンを起こすなど、その存在感はドラマの中でも外でも絶大。多くのファンがメロメロになったベビーヨーダだが、現場でも共演者の愛を持って迎え入れられていたそうだ。
「あのキャラクターを乳母車に入れてライトを当てると、魔法が起こる。」オンラインで開催されたイベントATX TVで、「マンダロリアン」エピソード監督のデイヴ・フィローニが語っている。撮影現場で存在感を放つベビーヨーダの姿を見て、フィローニはオリジナル3部作でフランク・オズが操ったヨーダにまつわる逸話を思い出したという。「大作映画の大役をパペットが務めるということが、むしろ恐れられていたんですって。一体どうやってそんなアイデアが採用されたのか分かりませんけど、それでもジョージ(・ルーカス)はやってのけた。」「(ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルが)ヨーダを実在のキャラクターとして向き合ったんです。ヨーダの存在を信じていたんですね。」
「マンダロリアン」の撮影でも、ベビーヨーダが実在の存在として受け入れられている感覚を味わったとフィローニ。「ザ・チャイルドがクルーの中で、本当に生きているようでした。」特にそう扱っていたのはクライアント役の大ベテラン、ヴェルナー・ヘルツォークだったといい、「1人の役者として向き合っていた」と振り返っている。
「マンダロリアン」ベビーヨーダに関するエピソードは様々。サーガ生みの親ジョージ・ルーカスがセットを訪れ、ベビーヨーダのパペットをそれこそ本物の赤ん坊のように抱く写真もファンの話題を呼んだ。
— Jon Favreau (@Jon_Favreau) January 17, 2020
スカウト・トルーパー役で出演した役者はベビーヨーダのパペットに500万ドルほどの大金がかけられていることを知らされた上でパペットを叩くように指示され、緊張のあまり3テイクはミスをしたと語っている。
ベビーヨーダと再会できる「マンダロリアン」シーズン2は、コロナ禍の影響を受けず予定通り2020年10月の米配信開始となる。日本にも上陸した「Disney+」で楽しめる。
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Source:Comicbook.com