「マンダロリアン」シーズン2、予定通り10月米配信へ ─ コロナ禍の影響なし、製作総指揮ジョン・ファヴローが認める
『スター・ウォーズ』初のドラマシリーズ「マンダロリアン」シーズン2は、コロナ禍の影響を受けず、予定通り2020年10月に米国配信開始となる見込みだ。ATX TV Festivalにて脚本・製作総指揮のジョン・ファヴローが認めた。米Comicbook.comが伝えている。
「マンダロリアン」シーズン2は2019年10月に撮影が開始され、新型コロナウイルスが米国にて猛威をふるう直前の2020年3月上旬に全撮影を終了していた。今回、ファヴローは「幸いロックダウン(都市封鎖)の前に撮影を終えていたので、ルーカスフィルムとILMの非常に先進的なテクノロジーのおかげで、編集やCG作業などをすべてリモートにて進められています。計画通り、Disney+にて10月に見られるようになるでしょう」と話した。その後、Disney+作品の撮影がすべて中断されていることを鑑みれば、間一髪だったというべきだろう。
シーズン2の米国配信が2020年10月に始まることは、同じくコロナ禍以前の2020年2月に公言されていたもの。さまざまな報道で「マンダロリアン」の製作に遅延が生じていないことは示唆されていたが、製作チームのトップであるファヴローが認めたのは今回が初めてだ。なお、Disney+は2020年6月11日(木)に日本でのサービスが始まるが、コロナ禍の影響により米国との同時配信が叶わない作品もあるという。「マンダロリアン」シーズン2の日本配信日については正式発表を待つ必要がある。
ファヴローは今回、シーズン2について「前シーズンで愛されたもののうえに作っています。次のシーズンを作るというより、作り続けている感じ」と語った。新たに、人気キャラクターのボバ・フェットを『エピソード2/クローンの攻撃』(2002)ジャンゴ・フェット役のテムエラ・モリソンが、アニメ「クローン・ウォーズ」「反乱者たち」のアソーカ・タノをロザリオ・ドーソンが、ボ=カターン・クライズをケイティー・サッコフが演じることが判明済み。『ターミネーター』(1984)のマイケル・ビーンも新キャストとして出演する。
エピソード監督には、シーズン1からデイブ・フィローニが続投。新たに『アントマン』シリーズのペイトン・リード、『シン・シティ』(2005)『アリータ: バトル・エンジェル』(2018)のロバート・ロドリゲスが参加するほか、グリーフ・カルガ役のカール・ウェザースも監督を務める。なお、ファヴロー自身も今回はエピソード監督を担当。前シーズン最終話を手がけたタイカ・ワイティティは監督として復帰しないことがわかっている。
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Source: Comicbook.com