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クリスチャン・ベール、『スター・ウォーズ』で「頭をぶつけるストームトルーパーを演じたい」

クリスチャン・ベール
Photo by Harald Krichel https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Christian_Bale-7834.jpg Remixed by THE RIVER

クリストファー・ノーラン監督によるスーパーヒーロー・ノワール『ダークナイト』3部作のバットマン/ブルース・ウェイン役などで知られるクリスチャン・ベールが、『スター・ウォーズ』でとあるストームトルーパーを演じたかったと明かしている。

『スター・ウォーズ』シリーズではストームトルーパーが大挙として登場するが、ファンの間で有名なのが「頭をぶつけてしまう」という特徴だ。『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)では、デス・スター内で扉に頭をぶつけてしまうストームトルーパーが登場する。そのシーンは一瞬だが、冷徹な印象のストームトルーパーのおまぬけな一面をうかがわせる瞬間としてファンの間で知られている。

The Hollywood Reporterの取材に応じたベールによれば、このうっかり扉に頭をぶつけてしまうストームトルーパーにどうやら思い入れがあるようだ。

僕が『スター・ウォーズ』でやりたかったのは、『スター・ウォーズ』の衣装を着て、歩いている時にドアか何かに頭をぶつけることでした。『スター・ウォーズ』を何度も観ている本物のオタクは、ストームトルーパーが通り抜ける時にドアに頭をぶつけるシーンを絶対知っているでしょう。あの役をやりたかったんです。あの役だったんですよ。

だけど、もし僕が幸運にも、それ(ストームトルーパー)以上の存在になれたら楽しいだろうね。今も子ども時代に手に入れたフィギュアを持っているし、キャシー(キャスリーン)・ケネディのこともよく知っています。僕が『太陽の帝国』に出演した時、彼女は(監督のスティーヴン・)スピルバーグと仕事をしたし、今は『スター・ウォーズ』ユニバースを動かしていますからね。」

1987年に公開された『太陽の帝国』はベールの初主演映画で、ケネディはスピルバーグ監督と共にプロデューサーを務めた。ベールの発言から察するところ、もう頭をぶつけるアイコニックなストームトルーパー役は無理だが、旧知の仲であるケネディが『スター・ウォーズ』ユニバースを仕切っているため、将来的に自分が出演する可能性があるかもしれないとほのめかしているようである。

ここ近年、人気スターによるストームトルーパー役でのカメオ出演が定番になりつつあり、これまでに『007』シリーズのダニエル・クレイグ、『ヴェノム』シリーズのトム・ハーディ、「ザ・ボーイズ」(2019‐)のカール・アーバン英ウィリアム王子&ヘンリー王子らが撮影に参加。編集段階でカットされるケースもあるが、もしかしたらベールが“おまぬけ”なストームトルーパー役で参加するかも?もしくは、カメオではない大きな役で出演することに期待したい。『ダークナイト』ではヒーロー役、『ソー:ラブ&サンダー』ではヴィラン役を演じたベールだから、ジェダイやシス、反乱軍の戦士や帝国軍の士官といった役もきっとこなしてくれることだろう。

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Source:The Hollywood Reporter

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。