『ジョン・ウィック』スピンオフ映画『バレリーナ』2022年夏に撮影開始、主演は『007』アナ・デ・アルマス

キアヌ・リーヴス主演『ジョン・ウィック』シリーズ第3作『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)に登場した、若きバレリーナを主人公とするスピンオフ映画『バレリーナ(原題:Ballerina)』が、2022年夏に撮影開始されることが明らかとなった。米Colliderが報じている。
『バレリーナ』は、家族を殺し屋の手で奪われた若い女性が、復讐のために殺し屋へと変貌を遂げるストーリーだと伝えられている。主人公のバレリーナは『パラベラム』にて、ジョン・ウィック出生の秘密を握るディレクター(アンジェリカ・ヒューストン)が運営する、舞踊家・暗殺者の養成学校の生徒として初登場した。

2022年4月25日〜28日(現地時間)に米ラスベガスで開催されたイベント・シネマコンにて、映画会社ライオンズゲートが、『バレリーナ』の撮影が2022年夏にスタートする予定だと発表。主人公のバレリーナ役には、2021年10月に出演交渉中だと報じられていた、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)のパロマ役で知られ、『ブレードランナー 2049』(2017)『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(2019)などのアナ・デ・アルマスに決定。現時点で他のキャストは未定だ。『パラベラム』では、ニューヨーク・シティ・バレエ団のソリスト、ユニティー・フェランがバレリーナ役を演じていた。
監督を務めるのは、『アンダーワールド』シリーズでメガホンを取ったレン・ワイズマン。脚本には、『パラベラム』にて長編映画デビューを飾り、メインシリーズ最新作『ジョン・ウィック4(仮題)』も手掛けるシェイ・ハッテンが就任。直近では『アーミー・オブ・ザ・デッド』(2021)にも参加した新鋭脚本家だ。プロデューサーには『ジョン・ウィック』シリーズのチャド・スタエルスキ監督、ベイジル・イヴァニク、エリカ・リーが名を連ね、「APB ハイテク捜査網」(2017)のケイリー・スマレイ・ロモが製作総指揮として参加する。
『ジョン・ウィック』ユニバースは次々に拡大中で、『バレリーナ』の他には、映画シリーズに登場するコンチネンタル・ホテルの支配人、ウィンストン・スコット(イアン・マクシェーン)の若き頃を描く前日譚スピンオフドラマ「ザ・コンチネンタル(原題:The Continental)」の製作が、米Starzにて進行中だ。
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Source:Collider