『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ジェイコブ・バタロン、撮影最終日に号泣していた ─「スパイダーマンはこれからも続く」

世界中で大ヒットを記録したマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。MCU版『スパイダーマン』トリロジーの完結にセンチメンタルになっていたのはファンだけではないようだ。ネッド役を演じたジェイコブ・バタロンも、撮影最終日に号泣していたことを米Colliderのインタビューで明かしている。
『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)からトム・ホランド演じるスパイダーマン/ピーター・パーカーの親友ネッド役を務めあげたバタロン。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の脚本を読んだ時の感想を訊かれ、ジェットコースターのような感情の波について打ち明けた。
「撮影最終日は全員号泣していましたし、プレミア上映でもみんな泣いていました。僕たち全員にとって作品の一部になれたことは美しい経験になりました。
1作目を撮り始めたときはまだみんな若くて10代だったんです。作品やキャラクターが弧をを描くように完成していく様を実際に見ていたから、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の脚本を読んだときは正気を失いそうでしたよ。こんな結末を誰も予期していなかったし、なんて心が痛む終わり方なんだろうって。
これはスパイダーマンはこれからも続くという宣言なのだろうと。もしかしたら僕たちはそこにいないかもしれませんが、素晴らしいことだと思います。」
バタロンがスパイダーマンの存続を信じている一方で、現段階ではマーベルもソニーも続編について正式な情報を発表していない。もちろんバタロンも、まったく知る由がないのだという。
「僕たち俳優たちは最後まで知らせてもらえないんですよ。俳優たちはきっと秘密を隠しているのだろうと思っている人もいるでしょう。でも誓って言います、僕たちは何も知らないんです。」
バタロンは、「また、しかるべき場所とタイミングと仲間と一緒にできるなら、そのときはもちろんやります、と言うでしょうね」と、まだ見ぬ続編にオープンな姿勢を示している。
一時期は、契約の問題で打ち切りの可能性すらあったものの、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の大ヒットをもって有終の美を飾ったMCU版『スパイダーマン』シリーズ。たとえ違う形であったとしても、また彼らに会える日を楽しみにしていよう。
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Source:Collider