『スパイダーマン』ネッド役ジェイコブ・バタロン、ヴィラン役を「準備中」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『スパイダーマン』3部作で主人公ピーター・パーカーの親友ネッド・リーズを演じたジェイコブ・バタロンは、引き続き悪役を演じることに関心を寄せている。もしかして、『スパイダーマン』のネッドがヴィランになってしまう可能性が……?
自身が主演する米Syfyの新作ホラーコメディドラマ「レジナルド・ザ・ヴァンパイア(原題)」のために米ポッドキャスト番組「Dark House」に出演したバタロン。「将来的にヴィランを演じることを考えていますか?」と質問されると、こんな回答を見せている。
「やりたいですね。俳優としては、コメディやそういうタイプの作品ではなく、すごくダークでドラマチックなものに引き寄せられていたんです。だけど、ネットとレジナルド(『レジナルド・ザ・ヴァンパイア』の主人公)を演じたことで、物事をネガティブに捉えたり深く悩んだり、ダークに考えたりしないよう光を与えられました。すごく軽やかに感じるし、自分の人生に本当に良い影響を与えられたと思います。
だから、他のことも色々とやってみたいですね。今、皆さんは、そういう役を演じている僕を目にしてはいないかもしれませんが。だから、ヴィランを演じることは間違いなく準備中ですよ。」
バタロンがヴィラン役に意欲を見せたのは、今回が初めてではない。2019年のTHE RIVERのインタビューでは、「僕がやりたいのはホブゴブリン。原作コミックでもネッドはホブゴブリンになるから」と、ヴィランを演じたいと意気込みを語っていた。また米The Directによると、2022年6月にバタロンは自身のInstagramのストーリーに、ホブゴブリンのフィギュアを持っておどけている画像を投稿し、“ネッドのヴィラン堕ち”説に火を点けた。
ちなみに、ホブゴブリンはコミックスに登場するヴィランで、グリーンゴブリン同様マスクに身を包み、機関砲やミサイルを搭載したグライダーで自在に空を飛ぶキャラクター。3代目となったのが他でもないネッド・リーズなのだが、この度のインタビューでバタロンによる「ヴィランを演じることは間違いなく準備中ですよ」との発言が、ネッドを指していたのかどうかは定かではない。そもそも『スパイダーマン』の続編については、まだ正式に何も決まっていないのが現状だ。とはいえ、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)では、ネッドがヴィランになってしまう可能性に言及する一幕もあったが……?
MCU版『スパイダーマン』シリーズ第4作について新しい情報は届いていないが、将来的にMCUでバタロン演じるネッドの“新たな側面”を目に出来ることを期待しよう。
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Source:Dark House