新バットマン役、大物俳優たちがジェームズ・ガンにアプローチ ─ ダミアン・ウェインも登場なるか

クリスチャン・ベール、ベン・アフレック、ロバート・パティンソン……これまで数々の実力派俳優が、世界最高のスーパーヒーローであるバットマンを演じてきた。現在、ジェームズ・ガン率いる新DCスタジオでは、新たなるバットマン単独映画『バットマン:ザ・ブレイブ・アンド・ザ・ボールド(原題)』が準備中だ。
これは2023年に発表された新DC第1章『DCユニバース第1章『Gods and Monsters』の計画に含まれていたもので、当然ながら注目の企画。2025年夏に大きなインパクトを放った新『スーパーマン』同様の話題性が期待されている。
現時点までに、新バットマン/ブルース・ウェイン役のキャスティング候補やスケジュールは明らかになっていない。世界中のファンが注目を続ける中、ガンは「『ザ・ブレイブ・アンド・ザ・ボールド』脚本の現状は気に入っています」と米IGNにて発言。脚本作業はかねてより進められていたが、順調に推移していることを示唆した。
新たなバットマンの年齢は30代半ばから後半になるか?との質問に対し、「映画の公開まで待っていただく必要があります」と明言を控えたガン。「いくつかは変更されています。彼の両親との状況とか、いろいろなことについて、まだ多くが流動的です。だから、まだ何も決めていません」としながらも、すでにバットマン役を熱望する役者たちからアプローチを受けているとも語っている。
「まぁ、演じたいという役者は……言っておきますけど、バットマンを演じたいと連絡してくれた大物俳優がどれだけいるかはいせませんよ。むしろ、バットマンになりたくないという俳優を探す方が難しい。彼はみんなが演じたがる男ですよ。それは事実。」
本企画は発表当初、バットマンと弟子であるダミアン・ウェインの物語になるとされていた。企画が「流動的」であるということで、ダミアン・ウェインの計画に変更があるかを尋ねられたガンは、再び「具体的にどうなるかは、映画の公開をお待ちください」と濁している。
なお、新DCユニバースにバットマンはすでに存在している設定とされており、映画『スーパーマン』内にもゴッサム・シティに続く道路表示が見られるとのイースターエッグがある。新たな単独映画では、幼い頃に両親を殺害されたブルース・ウェインがバットマンになっていくというよく知られたオリジン・ストーリーは描かれない。監督は『ザ・フラッシュ』(2023)のアンディ・ムスキエティ。
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Source:IGN