Sawadyジョージ・クルーニーの「乳首バットマン」スーツ、米オークションに出品へ ─ 540万円から入札スタート
映画『バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲』（1997）でジョージ・クルーニーが着用した「乳首バットマン」スーツが、なんとオークションに出品される。米オークション団体Heritage Auctionsが、現地時間2022年7月22〜23日で開催するイベントに向けて、衣装ディスプレイをウェブサイトに公開した。
クルーニー版バットマンが身に纏った「乳首バットマン」スーツは、ヴァル・キルマー主演『バットマン フォーエバー』（1995）で初採用された乳首付きバットスーツの意匠が引き継がれたもの。不名誉作として知られるクルーニー版では、「乳首バットマン」がイジりの的となり、クルーニー自身これまで何度も自虐してきた。
この「乳首バットマン」スーツがあなたの手に入るかもしれない。Heritage Auctionsは、同アイテムの入札価格を4万ドル（約540万円、1ドル＝135円換算）でスタート。ウェブサイトを見ると、すでに入札が可能となっている。しかし、本記事執筆時点では入札数はゼロ。悪名高き「乳首バットマン」とだけあり、入札が渋られているのだろうか。どれほどの高値が付くか見ものだ。
落札者への引き渡しの際は、クルーニーの実寸大マネキンも漏れなく付いてくるという。そのまま屋内に配置するも良し、クルーニーから「乳首バットマン」を脱がし、自分で着用するも良し、ということだ。ちなみに、たびたび「乳首バットマン」を自虐しているクルーニーは、妻アマル・アラムディンに映画を観ることを禁止しているという。そんな黒歴史映画で着用したスーツが他の人の手に渡ることに、クルーニーはどんな心境を抱くのだろうか。
今回のオークションでは、「乳首バットマン」の他にも、『バットマン フォーエバー』でジム・キャリーが演じたリドラーの杖や、『バットマン』（1989）でジャック・ニコルソンが演じたジョーカーのスーツなども出品されている。
Source: Heritage Auctions
