新バットマンは『ブラックパンサー』エムバク役ウィンストン・デューク、DC発スリラー・ポッドキャストが本格始動

ワーナー・ブラザース/DCコミックスが手がけるポッドキャスト番組『Batman Unburied(原題)』のバットマン役に、マーベル映画『ブラックパンサー』(2018)のエムバク役で知られるウィンストン・デュークが起用された。米Varietyなどが報じている。
ワーナー/DCとSpotifyが複数年契約を結んだのち、初めて共同製作としてリリースする『Batman Unburied』は、『ダークナイト』3部作のデヴィッド・S・ゴイヤーが製作総指揮を務めるスリラー作品。バットマン/ブルース・ウェイン役をウィンストン・デューク、執事アルフレッド役を『ハリー・ポッター』シリーズのルシウス・マルフォイ役で知られるジェイソン・アイザックスが演じる。

『Batman Unburied』は人気のヴィランたちも登場し、ブルース・ウェインの内面の奥深くに迫っていくスリラー・シリーズ。ブルース・ウェインは法医病理学者としてゴッサムシティの病院で働いている設定で、市民を次々に殺害するシリアルキラー「ハーヴェスター」の被害者を解剖する職務に就いている。バットマンとしてゴッサムの市民を守るため、ブルースは自らの内なる悪魔を克服しなければならない。
本作でバットマン役を演じるデュークは、『ブラックパンサー』のほか『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)でもエムバク役を演じており、現在は『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー(原題)』の撮影中。メディアが異なるとはいえ、マーベル・シネマティック・ユニバース作品の主要キャラクターを演じるさなかに、出版社の壁を超えてDCヒーローを演じるケースは稀だろう。その他の代表作には『アス』(2019)『スペンサー・コンフィデンシャル』(2020)がある。
脚本は「SUPERGIRL/スーパーガール」(2015-)のエリック・キャラスコ、「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」(2018)のレベッカ・クリンゲルのほか、サラディン・アフメド、グラアム・ウェスターソン。演出はアレックス・ケンプが務める。
ポッドキャスト『Batman Unburied(原題)』の配信時期は未定。リリースの際には、英語が不得意な方も、新鮮なキャスティングで演じられる『バットマン』の世界に触れてみては。
Source: Variety