ドラックス役デイヴ・バウティスタ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』ジェームズ・ガン監督の復帰を示唆していた

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(邦題未定、原題:Guardians of the Galaxy Vol.3)』にジェームズ・ガン監督が復帰することを、ドラックス役デイヴ・バウティスタが示唆していたことが明らかになった。
2018年7月、ガン監督は過去の不適切なツイートを理由に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』からディズニーから解雇されていた。ファンたちの署名運動やシリーズ出演者の共同声明にもかかわらず解雇は撤回されず、ガン監督もDC映画『ザ・スーサイド・スクワッド(邦題未定、原題:The Suicide Squad)』の脚本・監督に就任。シリーズへの復帰はないとみられていたが、2019年3月、ディズニーは一転してガン監督の復帰を決定した。

電撃復帰、ドラックス役俳優が示唆していた
米Entertainment Weeklyの記者アンソニー・ブレズニカン氏によると、バウティスタはガン監督電撃復帰を示唆するコメントを、発表の一週間ほど前に行われたインタビューにて口にしていたという。
「(解雇の)決断を下した人たちでさえ、気の早まった厳しい判断が最良ではなかったことに気づいたんだと思います。[中略]マーベルとの件があった翌日から、既にガン監督の携帯は鳴っていました。彼は第一線に返り咲きますよ。これから6~8ヶ月、来年にも、ジェームズ・ガンは大々的に帰ってきます。これは大きな声明になるし、正当なる主張にもなりますね。」
結果的に、バウティスタの予想よりも早く復帰が報じられることとなったが、ガン監督はこの一連の解雇劇について、ディズニーをいっさい恨んでいないとのこと。「ガン監督は(ディズニーが)正しい決断を下したと思っていました。少なくとも最良の判断だったとね」。
バウティスタは今回のインタビューで、ガン監督解雇のきっかけとなったジョークについては「受け入れられないもの」と断じた。その一方、ツイートを発掘したオルタナ右翼系の政治コメンテーターや記者らをふたたび非難してもいる。
「ガン監督の人気に便乗した主張なんて無視します。何人かには(解雇の一件について)嫌というほど思い知らせてやりますよ。それに値することをしたんですから。ガン監督は不当な扱いを受けたんです。[中略]結局のところ、彼はジョークを言っていたんです。彼は挑発的で、衝撃を与えるようなことを求めていましたが、ただの冗談だった。実際の彼は寛大で良い人ですよ。」
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(邦題未定、原題:Guardians of the Galaxy Vol.3)』の製作・公開時期は未定。製作再開はDC映画『ザ・スーサイド・スクワッド』の完成後になるという。
Source: Anthony Breznican