デイヴ・バウティスタ、DCヴィランのベイン演じたいがあまりスタジオに直談判「本気です」

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのドラックス役で知られる元プロレスラー、現俳優のデイヴ・バウティスタが、DCコミックスに登場する人気ヴィランの役を熱望している。クリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト ライジング』(2012)でトム・ハーディが演じたことでも知られるベインだ。
ベインといえば、顔の大半をマスクで覆い、“革命”によってゴッサムシティの転覆を目論むDC屈指の最恐ヴィラン。イカツさ全開の強烈なマスク姿と、篭もった不気味な声が印象的だ。

そんなベインへの愛を、バウティスタはザック・スナイダー監督が主催するイベントJustice Conのパネルイベントにて炸裂させた。「ベインを演じたくて仕方がない」というバウティスタは、DC作品を製作する米ワーナー・ブラザースに直談判したと話している。
「ベインが演じたすぎて、ワーナー・ブラザースに行ってDC側と面会しました。部屋に入ってすぐに、“僕はベインが演じたいんです!本気です”って言いましたよ。そしたら彼らは“おー!なんと。ベインはキャスティングしていないのに”って。それで僕は“そんなこと気にしません。とにかく彼を演じたいんです”と返したら、あっちは“うーん”って感じでした。」
熱量たっぷりにベイン役を交渉したバウティスタの姿が目に浮かぶようだが、当時行われた話し合いの場では、これといった進捗は無かった模様。それでも、バウティスタは「まあ、そうなりますよ」とベイン役への並々ならぬ自信を語っている。
現在DCでは、ロバート・パティンソン主演による新作バットマン映画『The Batman(原題)』の公開を2021年に控えている。同作にベインは登場しないとされているが、仮にシリーズ化することになれば、将来的な登場も十分に考えられる。その暁には、バウティスタも交渉のリベンジに挑むことになるのだろう。
ちなみに、好奇心旺盛なバウティスタは過去に、ゾンビ愛が強すぎるあまりに、人気ドラマ「ウォーキング・デッド」(2010-)の制作側にソンビ役での出演を直談判していたことを明かしていた。もっとも、「デカすぎる」という理由で断られてしまったというが、ベインの場合デカすぎることはむしろ大きなアドバンテージとなりそうだ。
Source: Comicbook