『美女と野獣』ガストン&ル・フウの前日譚ドラマ、 ふたりの人物像さらに深める ─ 音楽にアラン・メンケン復帰、作業も進行中

ディズニー製作の実写映画版『美女と野獣』(2017)から登場する、ガストンとル・フウのスピンオフドラマ(タイトル未定)の準備が順調に進んでいることがわかった。米Colliderにてガストン役のルーク・エヴァンスが語った。
『美女と野獣』の前日譚として製作される本シリーズは、全6話構成のミュージカルドラマであり、Disney+にて配信予定。エヴァンスのほか、ル・フウ役のジョシュ・ギャッドも復帰。ギャッドは脚本・製作総指揮を兼任し、映画からは音楽のアラン・メンケンも続投する。エヴァンスによると、現在は「開発まっただなか」で、第2話・第3話の脚本作業が進められているほか、メンケンによる楽曲も届きつつあるという。
「非常に愛されている、そして非常に嫌われている2人の物語を作るため、こんなに才能あふれる人々が集まったことを幸運に思いますし、とてもうれしく思っています。問題は“どこから物語を始めるのか、何を語るのか、2人はどんな人物なのか”。再び登場した時、彼らはどうなっているのかということです。(撮影は)すごく楽しいものになるでしょうし、僕もジョシュも期待で震えてますよ。」
エヴァンスはストーリーの内容こそ明かしていないが、「たった一面しかない人間はいません」と述べて、ガストンとル・フウの人物像を丹念に描いていくことを示唆している。「人生にはさまざまな出来事があって、それが性格を作り、どういう人間なのかを決めるもの。彼らはどんな人間だったんだろうか、どのように変化してきたんだろうか。惹かれるところはたくさんあります」。
ちなみにエヴァンスとギャッドは『美女と野獣』の撮影で意気投合。エヴァンスいわく「お互いが大好きだし、笑わせ合っていたし、互いの才能をリスペクトしていたし、最高の時間だった」という。2人は再共演をめざし、過去数年間にわたってプロジェクトや脚本、アイデアを検討を進めてきたのだそうだ。
「僕たちの頭の片隅には、ガストンとル・フウを新しい物語の中で演じるという考えがありました。そのアイデアが実を結び、素晴らしい脚本家が参加してくれて、ジョシュにも素晴らしいアイデアがあったんです。Disney+に提案したら、彼らもすごく面白がってくれました。」
ガストン&ル・フウのスピンオフドラマで脚本・製作総指揮を務めるのは、ジョシュ・ギャッドのほか、ディズニー映画やおとぎ話を基にした人気ドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム」(2011-2018)のエドワード・キッツィス&アダム・ホロウィッツ。撮影時期・配信時期は明かされていない。
Source: Collider