ジェイソン・ステイサム『ビーキーパー2』撮影準備が進行中 ─ ロンドンでロケハン実施済み

ジェイソン・ステイサム主演の最強アクション映画続編『ビーキーパー2』の撮影前準備が進んでいるようだ。新たに監督を務めるティモ・ジャヤントが米MovieWebにて進捗を語っている。
『ビーキーパー』はアメリカの片田舎で養蜂家(ビーキーパー)として隠遁生活を送るアダム・クレイ(ステイサム)が、恩人である老婦人をフィッシング詐欺で騙した詐欺集団を可及的速やかに殲滅する、全く無駄のないタイパ最高痛快ブチギレ最強リベンジアクション映画。4,000万ドルとされる製作費に対し、全世界1.6億ドルのヒットを記録した。
前作のデヴィッド・エアーからメガホンを引き継ぐジャヤント監督は「ちょうど2日前にロンドンでロケハンを行ってきた」と準備が進んでいることを報告。「待ちきれません」と逸る気持ちを抑えつつ、監督が持つ『ビーキーパー』推しポイントを熱弁した。
「正直、『ビーキーパー』は微妙なバランスを行く映画ですからね。何か不条理な要素がすばらしい形になっている作品です。そこに惹かれているんです。僕は『ビーキーパー』の、そういう不条理な世界観や、秘密のエージェントといった要素が大好き。でも、その感覚の中には真剣な部分もあって、すごく暴力的になったり、とつぜん荒々しくなったりもするんですよね。」
新たに就任するジャヤントはインドネシア出身、ホラー畑で頭角を表した人物。日本・インドネシア合作ホラー映画『KILLERS/キラーズ』(2016)でも監督を務め、ハリウッドで活躍するインドネシア出身のアクション俳優、イコ・ウワイスの主演映画『ヘッド・ショット』(2016)でアクション分野へ進出。『モータル・コンバット』シリーズのジョー・タスリム&ウワイス主演のマーシャル・アクション映画『シャドー・オブ・ナイト』(2018)など、ホラー作品での経験を活かしたグロ描写が炸裂するアクションシーンがトレードマーク。直近では、ボブ・オデンカーク主演のアクション映画『Mr.ノーバディ』続編を手がけた。
『ビーキーパー2』の米公開日は未定。近年、ステイサム主演映画は年明けに日本公開されることが慣例となりつつある。『ビーキーパー』1作目は2024年1月の北米公開に対し、日本では2025年1月3日に封切りを迎えた。1作目のデヴィッド・エアー監督と再タッグを組んだ『ワーキングマン』は2025年3月の北米公開から、2026年1月2日に日本公開となる。
『ビーキーパー2』も2027年正月公開なるか?そのうちステイサムが干支に加わっても何ら不思議ではない。
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Source:MovieWeb