ニコール・キッドマン&ハビエル・バルデム共演作の米予告編 ─『シカゴ7裁判』監督新作、シットコムの制作現場を描く実話

ニコール・キッドマン&ハビエル・バルデム共演の新作映画『Being the Ricardos(原題)』より、米国版予告編が公開された。
本作は、『モリーズ・ゲーム 』(2017)『シカゴ7裁判』(2020)で知られる鬼才、アーロン・ソーキン監督・脚本による伝記映画。予告編では、1950年代に放送されていたシットコム「アイ・ラブ・ルーシー」のキャストであり、カップルのルシル・ボール(ニコール・キッドマン)とデジ・アーナズ(ハビエル・バルデム)が、月曜日の出演者たちとの台本読み合わせから、金曜日の観客を交えての撮影本番に至るまでの制作に追われる姿が捉えられている。
そんなふたりは衝撃的な告発、政治的中傷、カルチャー・タブーに脅かされていた。やがて、ルシルとデジがキャリアと結婚生活もろともを終わらせる危機に直面していく。アーロン・ソーキンといえば、『モリーズ・ゲーム 』『シカゴ7裁判』をはじめ、『ソーシャル・ネットワーク』(2010)『スティーブ・ジョブズ』(2015)といった実話を題材にした傑作で脚本を手がけており、その才能が本作でも発揮されていることに期待したい。
共演者には、『セッション』(2014)のJ・K・シモンズをはじめ、『アイアンマン』シリーズあどのクラーク・グレッグ、「ジ・オフィス」(2005-2013)のジェイク・レイシー、『リチャード・ジュエル』(2019)のニーナ・アリアンダ、「Veep/ヴィープ」(2012-2019)のトニー・ヘイル、『20センチュリー・ウーマン』(2016)のアリア・ショウカットらが名を連ねている。
映画『Being the Ricardos(原題)』は、Amazon Prime Videoにて2021年12月21日より米国配信。日本での配信・公開は不明。