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ポール・ベタニー、ヴィジョンの再登場は「分からない」 ─ マーベル・スタジオとの契約切れを報告、鍵はホワイトヴィジョンか

ポール・ベタニー
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/48469165722/ | Remixed by THE RIVER

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のヴィジョン役で知られるポール・ベタニーが、「ワンダヴィジョン」以降、マーベル・スタジオとの契約を結んでいないことを明かした。「ワンダヴィジョン」で謎を残したヴィジョンの再登場は起こりうるのだろうか。

この記事には、「ワンダヴィジョン」のネタバレが含まれています。

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)からヴィジョン役を演じてきたベタニーは、「ワンダヴィジョン」で自身初のMCU主演の座を獲得。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)でヴィジョンが辿った悲しい運命から一転、エリザベス・オルセン演じるワンダとの幸せな郊外生活が「ワンダヴィジョン」で描かれた。

今後、オルセンは『ドクター・ストレンジ』続編へ出演する予定だが、ベタニーのヴィジョン再演の報せは聞こえてこない。このたび2021年エミー賞に向けた「ワンダヴィジョン」のための取材として、米The Playlistに登場したベタニーによれば、近い将来での再演は無いようだ。MCU復帰の予定を訊かれ、「正直言って、まだ分からないんです」と答えている。

「(マーベル・スタジオとは)契約していないんです。なので、全く分からないです。僕が知っていることといえば、このマスコミ取材はエミー賞に向けたものです。リミテッドシリーズ部門で提出されてますけど。だから、(『ワンダヴィジョン』シーズン2は)実現しなさそうですよね。」

ベタニーの言う通り、「ワンダヴィジョン」は1シーズン限りのリミテッドシリーズとして製作された。アベンジャーズの物語に大きな区切りが付いたMCUで、ヴィジョンを再登場させるとすれば「ワンダヴィジョン」の続きを描くことが最も現実的といえそうだが、当初の計画通りシーズン2が製作される見込みは無い。

もっとも、「ワンダヴィジョン」でのヴィジョンは、ベタニーの再演を匂わせるような結末を辿った。最終話、ヴィジョンはもうひとりの自分、ホワイトヴィジョンと対峙。激闘を繰り広げるも決着はつかず、ホワイトヴィジョンはどこかに飛び去ってしまった。このホワイトヴィジョンこそ、ベタニー再演の鍵となる。これにベタニーも「たぶんですけど、ホワイトヴィジョンを何らかの形で扱わないのは難しいと思います」と持論を展開。「それについての話し合いはまだ行われていません」と続けているが、その後の行方が描かれなかったホワイトヴィジョンの再登場には前向きであるようだ。

ちなみにベタニーは、「ワンダヴィジョン」配信開始前の2021年1月初頭にも、ヴィジョン再演を熱望していた。「ユニバースの中でどんな形であれ、何らかの方法で間違いなく演じ続けたいですね。このキャラクターを愛しています」。

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Source: The Playlist

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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