『ブラックパンサー3』2028年公開か ─ 『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』でリセット後のMCUを牽引、米報道
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『ブラックパンサー3(仮題)』が、2028年に公開される可能性が浮上してきた。
これは米The New York Timesが、『ブラックパンサー』シリーズを手がけるライアン・クーグラー監督のロングインタビュー記事のなかで報じたもの。これまで公開時期についての報道はなかったが、本文には「2028年に公開予定の『ブラックパンサー3』」という記述がみられる。
現時点で『ブラックパンサー3』について、設定やプロット、出演者などは不明。前作『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(2022)ではティ・チャラの妹シュリが主人公となったが、新たな物語がどうなるかはわかっていない。クーグラー監督はしばらく『罪人たち』(2025)に集中していたが、2025年7月には「(第3作の)アイデアが形になりつつあり、マーベル内部の期待が高まっている」と伝えられていた。
2028年公開ということは、本作は『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』を経て“リセット”されるMCUのその後を牽引する一本となりそうだ。『ドゥームズデイ』にはシュリ役のレティーシャ・ライト、エムバク役のウィンストン・デューク、ネイモア役のテノッチ・ウエルタが登場しているため、この3人は『ブラックパンサー3』にも続投する可能性が高い。
そのほか、早くから出演者候補として伝えられているのは重鎮デンゼル・ワシントン。『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』のプロモーション中、出演に向けてクーグラーとの話し合いに入っていることを認めており、クーグラーも「実現させたい。彼が興味を持ってくれる限りは実現するでしょう」と語っていた。
今回のインタビューで、クーグラーは「この業界で自分は長く続けられるとは思っていなかった」といい、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』を完成させたあと、ようやく長い目でキャリアを考えられるようになったことを明かしている。「あの映画では“完成しない”と思ったこともありました。映画を公開し、満足したことで、“一生この仕事を続けられる”と思えたのです」。
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Source: The New York Times




























