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イーサン・ホーク「悪役はやりたくなかった」『ブラック・フォン』単独インタビュー

イーサン・ホーク主演、『ドクター・ストレンジ』スコット・デリクソン監督とブラムハウスが贈るサイコ・スリラーブラック・フォンが、2022年7月1日より日本公開となる。

殺人鬼に監禁された部屋に、死者からの電話がかかってくる……。『トレーニング デイ』(2001)『ビフォア・サンセット』(2004)や『6才のボクが、大人になるまで。』(2014)など数々の良作に恵まれ、最近ではマーベルドラマ「ムーンナイト」への出演も話題となったイーサン・ホークが今作で演じるのは、マスクを被った恐怖の殺人鬼、「グラバー」だ。デリクソン監督とは、2012年のホラー映画『フッテージ』以来10年ぶりの再タッグとなる。『フッテージ』では不気味な怪事件の謎を追う側の役だったが、今作では子どもたちをさらう悪人を演じている。

THE RIVERでは、恐るべきヴィランを演じたホークに動画でインタビューを行った。実はホーク、こういった悪人役を引き受けるつもりはなかったという。

『ブラック・フォン』グラバー役イーサン・ホーク 動画インタビュー

──こんにちは、イーサン。光栄です。お時間ありがとうございます。

こんにちは。こちらこそ、ありがとう。

──ありがとうございます。さて、スーパーヒーローやヴィラン役を演じる時、マスクを被ると別人になったように感じるとよく聞きます。あなたはマーベルの「ムーンナイト」でヴィランを演じましたが、マスクを被っていませんでしたね。今作でマスクを被った時、自分の中の邪悪な部分が解き放たれるような感覚はありましたか?

確かに、顔が見られない時は不思議なパワーが得られるような感覚があります。マスクのおかげで、表情を気にしなくていいからですね。この役を演じるのは、すごく怖かったんです。どう演じるべきかがわからなかった。でも、実際のマスクを見たときに、これは楽しそうだと思ったんです。悪魔的な、いたずらな感じがしたからですね。そこで、この映画について理解できたんです。

ブラック・フォン
© 2021 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.

──主人公のフィニー役を演じたメイソンは、現在14歳です。あなたがデビュー作を演じた時とほぼ同い年なんですよね。ジョー・ダンテ監督、リバー・フェニックス共演の『エクスプローラー』です。彼の姿に、かつての自分を重ねるようなことは?

まさに、そう考えていました。14歳で初めて映画の撮影現場に行くことの気持ちもわかります。頑張っていい仕事をしたいという想いとか……。

世の中もずいぶん変わりました。きっと僕よりも、彼の方が映画に詳しいでしょう。今の世代は、映画をたくさん観て育つし、映画について話す人たちや、どうやって製作されているかを見て育つ。僕が初めて映画に出たときは、映画のことはサッパリだった。でも、あの子はすごく詳しくてね。それに賢いし、面白い。自分があの子の歳のとき、あんなに博識じゃなかったと思います。僕は、あの子に伸び伸びとやって欲しかった。僕があの子の歳の頃、そうさせてもらえたようにね。

ブラック・フォン
© 2021 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.

──スコット・デリクソンとは、『フッテージ』でも一緒でしたね。彼はその後、マーベルの大予算映画も経験されました。あれから10年、彼と再び仕事をしてみていかがでしたか?

『フッテージ』での僕たちの経験は、もう完璧なものでした。映画が完璧だったという意味より、素晴らしい時間を過ごしたということです。創作上も完全に自由でしたし。

『フッテージ』はかなり低予算の映画でしたから、プレッシャーもあまりありませんでした。現場にいて楽しかったですね。彼には感心させられていました。カメラの使い方や、光源に対する理解、そして僕のことを汲み取って、演技を自由にやらせてくれてね。とてもありがたかった。

あの映画から、僕の新しい10年が始まったんです。彼からまたオファーをもらえて嬉しい。実はヴィラン役はやりたくなかったんです。でも、彼とまた仕事ができることが嬉しくて、あえて悪役を引き受けたんです。

──ありがとうございました!近いうち、東京でお会いできることを願っています。

頑張ってね!東京は行ったことがありますが、大好きな場所ですよ。

映画『ブラック・フォン』は2022年7月1日公開。

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Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューさせていただきました。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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