『ブラック・フォン2』撮影開始 ─ イーサン・ホークの殺人鬼グラバーはいかに再登場するか？

イーサン・ホーク主演、『ドクター・ストレンジ』（2016）のスコット・デリクソン監督によるホラー映画『ブラック・フォン』（2022）の続編映画『ブラック・フォン2（原題：The Black Phone 2）』の撮影がスタートしたようだ。デリクソンが自身のSNSにて報告した。

前作『ブラック・フォン』は、スティーヴン・キングの息子ジョー・ヒルによる同名短編小説（『ブラック・フォン』ハーパーコリンズ・ジャパン刊に収録）を映画化した一作。子どもばかりを狙う殺人犯に誘拐された少年フィニーが監禁されている地下室で、つながらないはずの黒電話が鳴る。フィニーが電話に出ると、それは過去の被害者からのメッセージだった……。

前作は製作費1,600万～1,800万ドルに対し、全世界興行収入1億6,144万ドルのヒットを記録。製作を務めたブラムハウス・プロダクションズは2023年4月にも続編の計画を発表した。殺人鬼グラバー役を演じたイーサン・ホーク、少年フィニー役のメイソン・テムズのほか、予知夢で兄の居場所を探すフィニーの妹・グウェン役のマデリーン・マックグロウ、兄妹の父・テレンス役のジェレミー・デイヴィス、フィニーの親友・ロビン役のミゲル・モーラが続投する旨が同年12月にアナウンスされた。

デリクソンは現地時間2024年11月4日に自身のⅩアカウントに「Black Phone 2」のロゴが入った黒いディレクターズ・チェアの写真をシェア。「ブラック・フォン2の撮影が本日始まりました」と投稿すると、多くのファンが「ついに！」「頑張って！」などとリプライを寄せている。

『ブラック・フォン2』のあらすじについてはベールに包まれたままだが、オリジナル脚本による物語であることが分かっている。イーサンが演じたグラバーがどのような形で再登場するか、また子どもたちのその後も気になるところだ。

デリクソンは監督と合わせて、前作のC・ロバート・カーギルとともに再び脚本を執筆する。製作にはデリクソン＆カーギルのほか、ジェイソン・ブラムも続投。製作総指揮には原作者ジョー・ヒルも名を連ねた。

なお、米国公開予定日は、当初の2025年6月27日から同年10月17日へと後ろ倒しとなっている。

映画『ブラック・フォン2（原題：The Black Phone 2）』は2025年10月17日に米国公開予定。

Source:Ⅹ