『ブラック・ウィドウ』海外最速レビュー、MCU映画復活に歓喜の声 ─ エレーナ役フローレンス・ピュー、早くも新たな顔に

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作映画が、2019年夏以来、約2年ぶりにスクリーンに帰ってくる。『ブラック・ウィドウ』の公開を控え、米国の批評家やジャーナリストは、幸いにもこの注目作をいち早く観る機会に恵まれたようだ。
ファン待望の新作は、いったいどう受け止められたのか。この記事では無数の感想からごく一部をピックアップし、もちろんネタバレのない範囲で、映画の核や作品への賛否に迫ってみたい。それから、エレーナ役で初登場するフローレンス・ピューに寄せられた絶賛の数々も。
『ブラック・ウィドウ』海外レビュー
ヘクター・ナヴァロ(Nerdist)
「2010年以来、ナターシャ・ロマノフの単独映画を待っていた者にとって、『ブラック・ウィドウ』は待った甲斐のあった一本。アクションはスゴい、エモーションは刺さる、新キャラクターは素晴らしい。ブラック・ウィドウの映画をもっと見せて!」
I got to see #BlackWidow last night, and as someone who has been waiting since 2010 to see Natasha Romanoff get her own movie, it was well worth the wait.
The actions rips, the emotion hits and the new characters joining the MCU are standouts. MORE BLACK WIDOW MOVIES PLEASE! pic.twitter.com/R0JUHThSiF
— Hector Navarro (@Hectorisfunny) June 17, 2021
アリシャ・グラウソ(Screen Rant)
「なぜナターシャ・ロマノフがアベンジャーズをまとめ上げていたのかが、『ブラック・ウィドウ』ではよくわかります。『ジョン・ウィック』らしい格闘シーンや独創的なアクションシーンが、家族についての、そして世界が少女たちをどう扱ってきたかということについての、胸に刺さる物語に包まれています。
『ブラック・ウィドウ』のあと、エレーナはファンの新たなお気に入りになることでしょう。フローレンス・ピューは大きな成功を収めました。官女とスカーレット・ヨハンソンは、壊すべきシステムに使われ、虐待されてきた“姉妹”を見事に演じています。」
Yelena will be a new fan-favorite after #BlackWidow too. Florence Pugh knocked it out of the park. She and Scarlett Johansson are phenomenal together as two “sisters” used and abused by a system they need to break.
— Alisha Grauso (@AlishaGrauso) June 17, 2021
Geek Vibes Nation
「思わぬサプライズのある、最高のスパイアクション・スリラー。リアルでエモーショナルな映画です。フローレンス(・ピュー)とスカーレット(・ヨハンソン)はともに輝いているし、デヴィッド・ハーバーが場をさらっていく。スカーレットにとっては、最後の出番になるかもしれない中で、最高の引退作です。
『ブラック・ウィドウ』の公開後、ケイト・ショートランド(監督)のマーベルでの株は確実に上がることになるでしょう。彼女はアクションと心理、コメディのタイミングの正しい捉え方を知っています。次なるマーベル作品に──あるいはDCでも仕事をすることに──期待しています。」
Cate Shortland’s stock with Marvel will for sure be on the rise after #BlackWidow releases. She knows how to capture the right amount of action with emotion and comedic timing. We look forward to seeing her potential next Marvel project or perhaps even something with DC pic.twitter.com/dcs8wKyRB6
— Geek Vibes Nation (@GeekVibesNation) June 17, 2021