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『ブラック・ウィドウ』単独映画、ニック・フューリーは登場せず ─ サミュエル・L・ジャクソンが明かす

キングコング 髑髏島の巨神 サミュエルLジャクソンインタビュー
©THE RIVER

マーベル・スタジオが水面下で製作を進行しているとされる、スカーレット・ヨハンソン主演の単独映画『ブラック・ウィドウ(原題:Black Widow)』に、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のキーパーソンであるニック・フューリーは登場しないという。サミュエル・L・ジャクソンが明かした。

2019年7月5日現在、マーベル・スタジオは『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』後の作品ラインナップを発表していない。ただしケヴィン・ファイギ社長は『ブラック・ウィドウ』の製作を事実上認めていた。すでに、撮影はノルウェーとイギリスにて実施されているといわれている。


『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のため米Comics Explainedのインタビューに応じたサミュエルは、「一番好きなアベンジャーズのメンバーは?」との質問に、しばし考えてから「ずっとナターシャがお気に入りです。僕(フューリー)が彼女を採用したんだし、近くにいましたしね」と話した。それから「今のところ、彼女のオリジン・ストーリーの映画には出てないですが」と笑っている。

『ブラック・ウィドウ』はナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウの前日譚を描くストーリーだといわれており、ケヴィン社長も「ほぼ完全に独立した作品でありつつ、知らなかったことがたくさん判明」する作品を目指していることを示唆している。ただし、それが『アイアンマン2』(2010)での初登場以前を描く物語なのか、MCUの過去作品で描かれていない時期を描く物語になるのかはわからない。フューリーが登場しないということは、『アイアンマン2』以前、スパイ時代のナターシャを掘り下げる可能性も高そうだ。

一方、フューリーが『ブラック・ウィドウ』に登場しないことは、物語が類型的になってしまうことを防ぐ意味でも筋の通った選択といえそうだ。主人公とフューリーを密接に関係させれば『キャプテン・マーベル』(2019)に、フューリーをヒーローから少し遠ざければ『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に近い印象になってしまうことはおおよそ避けられないだろう。

ちなみに、このインタビューに同席したミステリオ役のジェイク・ギレンホールはドクター・ストレンジがお気に入りのよう。サミュエルに「(ストレンジは)アベンジャーズじゃないよ、会費を払ってないし」とジョーク混じりで横槍を入れられると、「それならアイアンマンで」と答えている。

『ブラック・ウィドウ』には『トレイン・ミッション』(2018)の新鋭フローレンス・プー、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)デヴィッド・ハーバー、『女王陛下のお気に入り』(2018)レイチェル・ワイズ、「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」(2017-)O・T・ファグベンル、『ディパーテッド』(2008)レイ・ウィンストンが出演。監督は『さよなら、アドルフ』(2012)『ベルリン・シンドローム』(2017)のケイト・ショートランド、脚本は『キャプテン・マーベル』(2018)ジャック・スカエファー、『ラブストーリーズ コナーの涙/エリナーの愛情』(2014)ネッド・ベンソンが執筆した。

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Sources: Comics Explained, ComicBook.com

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。ビリー・アイリッシュのライブに行きたい。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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