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MCU版『ブレイド』まもなく再開、マハーシャル・アリが方向性に納得

Maharshala Ali マハーシャラ・アリ
Photo by Gage Slidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Mahershala_Ali_by_Gage_Skidmore.jpg

1990年から2000年代にかけて公開された『ブレイド』シリーズが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)にて蘇る。リブート版が発表されて以来、何かとトラブルに見舞われてきた注目企画『ブレイド』の進捗について、主演のマハーシャル・アリが沈黙を破った。

2019年に製作が発表されたリブート版は、はじめに監督に決定していたバッサム・タリク(『シュガーランドの亡霊たち』)が降板し、『ベルファスト71』(2014)などを手がけたフランス出身のヤン・ドマンジュが後任として就任するも、脚本家ストライキの影響で公開日が何度も変更に。さらに、「ボクらを見る目」(2019)のマイケル・スターバリーが執筆したとされる脚本に、少なくとも5人の脚本家が手を入れ、主役のブレイドがキャラクターの「四番手」に降格する事態にまでなったとのこと。その脚本にアリが難色を示し、一時は降板の危機もあったと報じられた。

そういった不安定な舞台裏事情が懸念されるなか、米Entertainment Weeklyの取材ではアリが進捗を報告。「取り組んでいますよ。それが、僕が伝えられる精一杯の情報ですね。プロジェクトの方向性にはすごく勇気づけられますし、比較的近いうちに製作を再開できると思います」と答えた。その言葉から、舞台裏の状況が改善されつつあることが伺える。

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またアリは、「物事がどの段階にあって誰が参加しているのか、誰が脚本を執筆し、監督を務めてリードしてるのかという点で心から勇気づけられています。ということで、僕が話せる範囲はここまでです」と回答。多くは語らなかったが、現時点の方向性には満足しているようだ。

現在、『LOGAN/ローガン』(2017)『ブレードランナー 2049』(2017)などのマイケル・グリーンが脚本を執筆中だと伝えられている。数多くの脚本家の間を転々としたストーリーが、どのような仕上がりとなるのか注目したい。

アリの脇を固めるキャストとして、ホラー映画『X エックス』(2022)などで知られるミア・ゴス、『マルコムX』(1992)などのデルロイ・リンドー、DCドラマ「クリプトン」(2018‐2019)のアーロン・ピエールが出演する。

MCU映画『ブレイド』は2025年11月7日に米国公開予定。

Source:Entertainment Weekly

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行。海外ドラマDIVEを運営。

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