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ウェズリー・スナイプス、『ブレイド』新作企画の存在を明かす ― マーベル側と検討中、実現の可否は不明

ブレイド
SUPPLIED BY GLOBE PHOTOS INC 写真:ゼータ・イメージ

マーベル・コミック原作、『X-MEN』にも先がけて登場したヒーロー映画シリーズ『ブレイド』は、1998年の第1作公開から20周年を迎える現在もなお多くのファンに愛され、そして続編の製作が待ち望まれている作品群だ。主演・製作を兼任したのはウェズリー・スナイプスで、ブレイド役の再演を求める声は大きい。

2013年、『ブレイド』の映像化権をマーベル・スタジオが再取得したことで、『ブレイド』新作を望む動きはさらに高まった。以降、マーベル・スタジオとウェズリーは『ブレイド』新作の可能性を一切否定していない。しかもウェズリーが語ったところによれば、どうやらファンの想像以上に『ブレイド』新作の企画は現実的に動き出しているようで……。

ブレイド
SUPPLIED BY GLOBE PHOTOS INC 写真:ゼータ・イメージ

このたびウェズリーは、米VICEのインタビューにて、マーベル・スタジオとの間で『ブレイド』の今後に関する話し合いを進めていることを明かしている。

「(『ブレイド』新作について)いろんな話をしているところなんですよ。もう一度、あの世界に熱意や関心を示せるのは非常にうれしいことですね。この世界(現実の社会)にきちんとフィットする企画を2つ作ってきました。(スタジオ側に)どちらを気に入ってもらえるか、という問題しかないと思います。」

これまで、マーベルとウェズリーのチームは『ブレイド』についての話し合いを2年間続けてきたという。ウェズリーによれば、話し合いに関わっている全員が企画に情熱を傾けている状況だそうだ。とはいえ、『ブレイド』の新作が正式に始動するのがいつになるのかは現状わからない。

「彼ら(マーベル)にはやることがたくさんありますし、(『ブレイド』新作を)始める前にわかっておかなければいけないこと、クリアにしなければいけないことがあると思います。それまでの間、僕らが自分たちの作品をやるのは難しい状況ですね。」

マーベル・スタジオは『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』を経て、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を新たな方向へと進展させていく見込みだ。2016年、ケヴィン・ファイギ社長は将来的に『ブレイド』を扱う意思を明らかにしていたが、現実的に『ブレイド』をMCUの新ラインナップに組み込むにはまだ課題が残されているということだろうか。

しかしウェズリーは今回のインタビューで、来たる『ブレイド』新作についてファンに期待を抱かせることも忘れていない。

「次に(『ブレイド』を)お見せする時には、この言葉を思い出してください。これまで僕たちがやってきたことは、今の僕らができることに比べればささいなことだったんです。」

ファンもウェズリーも待望する『ブレイド』新作、どうか早期の実現を…!

Source: VICE
Eyecatch Image: SUPPLIED BY GLOBE PHOTOS INC 写真:ゼータ・イメージ

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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