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『ボヘミアン・ラプソディ』続編はある? ─ ブライアン・メイやクイーンMV監督らによる証言まとめ

ボヘミアン・ラプソディ
© 2018 Twentieth Century Fox

アカデミー賞をはじめ世界中の映画賞を総なめにしただけでなく、日本では社会現象まで巻き起こした『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)。イギリスの伝説的ロック・バンド「クイーン」と、そのボーカルであるフレディ・マーキュリーに焦点を当て、バンド結成から、ライヴエイド出演までの感動的な道のりを描いた本作には、続編を望む声も少なくない。果たして製作される可能性はあるのだろうか?

2018年11月に日本上陸となった本作。公開後、日本ではまたたく間に大ヒットとなり、ロングランが続く中の2019年3月、本作の続編が検討されているという報道がはじめて伝えられた。「(クイーンのプロデューサーであるジム・ビーチが)ライブ・エイドから始まる続編を計画している」「クイーン・ファミリーは真剣に検討している」。このように証言したのは、クイーンのミュージックビデオを多数手がけたルディ・ドレザル監督だ。ところがこの情報、『ボヘミアン・ラプソディ』のプロデューサーであるグレアム・キングは「事実でない」と否定。あくまでもジムらが非公式的に検討していたに過ぎないということだろう。

そこからしばらく続編に関する情報は途絶えていたが、2020年5月にクイーンのギタリスト、ブライアン・メイが噂の真相について口を開いた。映画では製作も務めていたブライアンは、続編について「考えたことがないという訳ではないんです。話自体はしましたから」としながらも、「基本的に今のところはありません。物事は変わり得ると私は思いますけど、難しいのではないでしょうか」と見解を示した。

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どうやら続編が正式に検討されていることはなさそうだが、ブライアンは「映画では伝えきれなかった数え切れない程の物事がある」「たくさんの素晴らしい物語があるので、不可能だとは言ってませんよ」とも証言している。『ボヘミアン・ラプソディ』に胸躍り、ラミ・マレックらキャストによる熱演に心打たれた世界中の観客にとって、もしも続編が製作されるなら、見逃せない一本となるだろう。あくまでも現時点では否定されているものの、未来の可能性に少しだけ期待したい。

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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