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ビリー・アイリッシュ、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』主題歌をリリース ─ ハンス・ジマー&ジョニー・マーが参加、特別映像も米公開

ビリー・アイリッシュ No Time To Die

第62回グラミー賞にて、史上最年少で主要4部門を含む5部門受賞を達成したビリー・アイリッシュによる、映画『007』シリーズ最新作『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌「No Time To Die」がリリースされた。あわせて、この主題歌をフィーチャーした映画の特別映像も公開されている。

「あなたは私の人生だった、だけど人生はフェアじゃない」。こう歌われる「No Time To Die」は、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』がダニエル・クレイグにとって最後のジェームズ・ボンド映画であるのと同じく、“別れ”を歌った楽曲だ。「愛した私がバカだったのか、助けるなんて無茶だったのか、わかりきっていたことだったのか」。

歌詞と呼応するかのように、今回の映像には、前作『007/スペクター』(2015)から続投となるボンドガール、マドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)とボンドの姿が映し出されている。ボンドは墓場らしき場所を訪れているが、ここに誰が眠っているのかは……過去作品を思い返せば、きっと予想もできるというものだろう。「私を許して」という手紙が燃え上がるショットも意味深だ。

弱冠18歳のビリー・アイリッシュは、『007』シリーズ史上最年少での主題歌アーティスト就任となった。プロデューサーは兄のフィネアスとステファン・リプソンが務め、オーケストラ・アレンジは『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の音楽を手がけるハンス・ジマーと指揮者・編曲家のマット・ダンクリーが担当。ギター演奏には元ザ・スミスのジョニー・マーが参加している。

ビリー・アイリッシュ No Time To Die

ビリー・アイリッシュは、2020年2月18日(現地時間)にイギリスで開催されるブリット・アワード(BRIT Awards)にて「No Time To Die」を初めてパフォーマンスすることが決定。当日はフィネアス、ハンス・ジマー、ジョニー・マーも参加する豪華なステージとなり、この模様はYouTubeにて生配信される予定だ。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は2020年4月10日(金)全国ロードショー

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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