『ボーン』シリーズ最新作、ポール・グリーングラス監督の復帰予定なし「もうやり切りましたよね」

2019年10月、スパイアクション映画『ボーン』シリーズの新作映画が発表された。現時点で、出演者および監督は発表されていない。
『ボーン』シリーズ最新作では、スピンオフドラマ「トレッドストーン」(2019)と世界観を共有する内容になると伝えられている。監督には、『ボーン・スプレマシー』(2004)『ボーン・アルティメイタム』(2007)『ジェイソン・ボーン』(2016)とシリーズを牽引してきたと言っても過言ではないポール・グリーングラスの復帰が期待されるが、果たして本人は興味あるのだろうか。
米The Playlistのインタビューに、ポール・グリーングラス監督が登場。『ボーン』シリーズの近況についた問われたところ、「最近は何も聞かされてないので、実際に彼らが何を計画しているのかは私にも分かりません。ただ、『ボーン』の新作映画は間違いなく作られるでしょう。そう願っています」と語っている。
新作映画が現在も進行していることを伺えたのは朗報といえるが、監督として復帰する可能性は低そうだ。「私が参加するかは分かりません。正直に言って、僕はもうやり切りましたよね?ただ、映画も俳優陣も大好きです。彼らの幸運を祈っています」。
2020年5月には、プロデューサーのフランク・マーシャルが「今こそ新しい映像作家たちを取り入れるべきでしょう。なので、ボーンの新たな物語と監督を見つけられることを祈っています」とも語っていた。つまり、ポール・グリーングラス監督だけでなく、『ボーン・アイデンティティー』(2002)ダグ・リーマン監督の復帰の可能性も低いと言えるだろう。新しい映像作家が、シリーズに新風を巻き起こすことに期待しよう。
▼ジェイソン・ボーンの記事
『ジェイソン・ボーン』新作、ユニバーサルが権利喪失で争奪戦へ ─ Apple、Netflixが意欲 マット・デイモンの復帰どうなる 『ジェイソン・ボーン』幻の映画、マット・デイモンとジェレミー・レナーがコンビを結成していた ─ レナー、「一緒にやりたかった」 「イカしたものになっていた」 マット・デイモン、『ジェイソン・ボーン』新作映画への関与を認める ─ 「不安もあります」 再演なるか? 『ジェイソン・ボーン』新作映画が製作へ、『西部戦線異状なし』監督が交渉中 ─ マット・デイモン復帰も検討か 企画は初期段階 『ジェイソン・ボーン』シリーズはマーベル映画のようにユニバース化を試みたが頓挫していた 内部でうまく進まなかったらしい
Source: The Playlist