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ビル・スカルスガルドが両親の仇打ち、復讐アクションスリラー『Boy Kills World』米予告編 ─ 『IT/イット』ロイ・リー&サム・ライミが製作

boy kills world
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『IT/イット』ペニーワイズ役や『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)のビル・スカルスガルド主演、サム・ライミが製作を務める新作アクション・スリラー『Boy Kills World(原題)』より米国版予告編映像が到着した。痛快かつストイックなアクションが見ものとなりそうだ。

ドイツ出身の監督モーリッツ・モールによる長編デビュー作となる『Boy Kills World』は、ろう者の青年・ボーイ(スカルスガルド)がジャングルに逃げ込み、彼の両親を殺した者たちに復讐すべく、謎多きシャーマン(ヤヤン・ルヒアン)の元で訓練を重ね、ゆくゆくはレジスタント組織の一員となっていくストーリー。

トレーラーの冒頭、ダイニングテーブルや厨房で繰り広げられる戦闘シーンは『ジョン・ウィック』シリーズを思わせる。「大きな街ではなかったけど、俺たちのものだった。ヒルダ・ヴァン・デル・コイが俺たちから奪うまでは…」とボーイはつぶやく。幼少期のボーイは妹と思われる少女に「私と一緒にいてくれる?」と尋ねられると「いつだって」と返す。

族長の女・ヒルダ・ヴァン・デル・コイ(ファムケ・ヤンセン)は「淘汰」によって街を支配する。朝食のシリアルのマスコットキャラクターが見守る中、公開処刑をテレビ放送する残虐ぶり。さらにヒルダは過去にボーイの家族も殺していた。この一件により、ボーイは耳が聴こえなくなり、話せなくなってしまう。

「そこで俺は3つのプランを考えた」とボーイは語る。ステップ1、自分自身に内なる声を与えろ。記憶の最後にあるビデオゲームから声を採用した。ステップ2、より強くなれ、うんと強くなれ。ステップ3、チームに加われ。ミッションはいたってシンプル。ヒルダ・ヴァン・デル・コイにやったことの償いをさせることだ」。

銃撃をかわし、激しいキックを食らわせ、全速力で逃げ去るボーイ。アンドリュー・小路演じる男がボーイの頬を軽く叩き、「今や大変なことになったぞ」とささやく。ヴァン・デル・コイ一族の一員メラニー(ミシェル・ドッカリー)も「シリアル会社に大量虐殺のスポンサーについてもらうのがどんなに大変か分かる?」と相当なクレイジー具合。ボーイは果たしてこの手強い一族を相手にミッションを遂行できるのか。

スカルスガルドのほか、キャストには『X-MEN』シリーズのファムケ・ヤンセン、『ザ・レイド』シリーズのヤヤン・ルヒアン、『ジェントルメン』(2019)のミシェル・ドッカリー、『ハッピー・デス・デイ』シリーズのジェシカ・ローテ、『第9地区』(2009)『エリジウム』(2013)などのシャールト・コプリー、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シリーズのブレット・ゲルマン、『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(2019)のイザイア・ムスタファらが名を連ねる。『IT/イット』ロイ・リーもライミとともにプロデューサーを務める。

『Boy Kills World(原題)』は2024年4月26日US公開。

Writer

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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