ライミ版『スパイダーマン』リザードになれなかったコナーズ教授役、幻の変身を語る「脚本の内容も聞いていた、是非やりたかった」

サム・ライミ版『スパイダーマン』シリーズでカート・コナーズ教授を演じたディラン・ベイカーは、幻の続編ではついにヴィランのリザードに変身する手前のところだった。『スパイダーマン4』が立ち消えになってしまったことについて、残念に思っているようだ。
トビー・マグワイア主演のシリーズ第2弾『スパイダーマン2』(2004)で、コナーズ教授はピーター・パーカーの通う大学の面倒見の良い教授として登場。人生のバランスを欠いていたピーターの学業が疎かになっていることを心配していた。
その続編『スパイダーマン3』(2007)にも登場。ピーターが持ち込んだ謎の液状生命体「シンビオート」が危険なものであると突き止め、警告をする役割だった。
原作コミックでコナーズ教授は、スパイダーマンの宿敵のひとりリザードに変身する人物として知られる。事故で失った片腕を取り戻すために、科学の力で爬虫類の再生能力を自らに転用しようとした結果、恐ろしいトカゲ人間になってしまうという悲哀を抱えたキャラクターだ。


ついぞリザード変身の機会が得られなかったベイカーは、米Comicbook.comに対して「サム・ライミから電話がかかってきて、『スパイダーマン4』の監督はやらないつもりだと聞かされた時は、ガッカリしました」と述懐。『スパイダーマン4』は、脚本やストーリーボードなどの製作も進んでいたところ、ライミが降板したことで頓挫している。
「彼は掻き上げた脚本の内容について教えてくれて、撮影の準備も出来ていると話していたのですが、当時彼らが望む形での実現が不可能になってしまったのです」とベイカー。4作目のヴィランにはヴァルチャーやミステリオが登場するはずだったとされるが、さらに「リザードが登場して、その世界を見る内容」だったとベイカーは明らかにしている。「すごいものでした。是非やりたかった」。
その後、リザードはアンドリュー・ガーフィールド主演の『アメイジング・スパイダーマン』(2012)でメインヴィランとなった。リス・エヴァンスが演じたこちらのバージョンは『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2022)にも再登場した。

「幸運なことに、リス・エヴァンスが素晴らしいものをやってくれて、“よくぞやってくれた”と思いました」と、ベイカーは後継版のコナーズ教授を祝福。もっとも、「自分でもやりたかったんですけどね」と、一抹の悔しさも残っているようだ。
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Source:Comicbook.com
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