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『ボーイズ・イン・ザ・バンド』米予告編 ─ 同性愛者を描いた名舞台の映画版、マット・ボマー&ザカリー・クイント出演

ボーイズ・イン・ザ・バンド
Netflixオリジナル映画『ボーイズ・イン・ザ・バンド』2020年9月30日(水)独占配信開始 | Cr. Scott Everett White/NETFLIX ©2020

同性愛者を赤裸々に描いた伝説的な同名舞台の映画化、Netflixオリジナル作品『ボーイズ・イン・ザ・バンド』の米国版予告編が公開された。

劇作家・故マート・クロウリーによる原作『ボーイズ・イン・ザ・バンド』は1968年、真夏のアメリカ・ニューヨークを舞台に、同性愛者である男性達の誕生日会での一夜を描く物語。1968年にオフ・ブロードウェイで初演を迎え、同性愛者を巡る問題を正面から描いた事が瞬く間に評判を呼び、1970年の終演までに1000回以上に渡り上演された名舞台だ。

予告編は、様々な場所で周囲から訝しげな視線を注がれる同性愛者達の姿から始まる。自由に恋愛が出来ない理不尽な状況に対して、「私が今まで幸せと感じられた場所は飛行機の中だけだ」と皮肉を口にするマイケル。そこで、同性愛者仲間のハロルドの誕生日を祝う会を開く為、友人達を自宅に招くことに。次々と同性愛者の友人達が集まる中、マイケルの大学時代の友人であるアランが登場する。

「誕生日おめでとう。ただ、遅刻だよ」。派手な服に身を包む、誕生日会の主役であるハロルドが遂に登場。全員が集まり盛り上がる中、「心から愛している相手に電話を掛けよう」とマイケルが告白ゲームを提案する。「電話を掛けると1ポイント、相手が返答した場合には2ポイントを追加で獲得する事が出来る。加えて、相手に愛していると伝えられた場合にはボーナスポイントだ」。関係性を崩壊しかねないゲームを皮切りに、温かいムードに包まれていた誕生日会の雰囲気が徐々に険悪となり、知られざる真実が浮き彫りになっていく……。

本作の出演者には、50周年を記念したリバイバル版舞台からの豪華出演者・製作陣が再集結。出演者には、「ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則」(2007-2019)のジム・パーソンズ、『マジック・マイク』シリーズのマット・ボマー、「シンプル・フェイバー」(2018)アンドリュー・ラネルズ、『スター・トレック』シリーズのザカリー・クイントなどが参加している。製作には「glee/グリー」(2009-2015)「アメリカン・ホラー・ストーリー」(2011-)のライアン・マーフィーが、監督には舞台版を手掛けたジョー・マンテロが続投。そして、脚本は原作を手掛けたマート・クロウリー本人が執筆している。

Netflixオリジナル映画『ボーイズ・イン・ザ・バンド』2020年9月30日(水)独占配信開始。

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Source: Variety

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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