『ブラックパンサー』女性キャラ主人公のスピンオフ映画、ライアン・クーグラー監督は前向き姿勢

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)史上初となる黒人ヒーロー単独映画『ブラックパンサー』(2018)の中でも魅力を放っていたのが、国王親衛隊ドーラ・ミラージュの隊長オコエ、ティ・チャラの元恋人にしてスパイのナキア、ティ・チャラの妹で天才科学者のシュリといった女性キャラクターだ。『ブラックパンサー』を監督したライアン・クーグラーは、そんな彼女たちを主人公とするスピンオフ映画の製作について前向きのようである。

米国時間2018年5月9日、カンヌ国際映画祭でのセッションに出席したライアン・クーグラー監督は、『ブラックパンサー』を「男性より女性のほうが重要な役割を担っていると言える」と評する。同作で活躍した女性を主人公にしたスピンオフ映画を製作する予定はあるかと尋ねられると、「もしそういった機会があれば最高ですね。コミック版ではもうありますから」と答えているのだ。
マーベル・コミックからは、オコエ率いる国王ティ・チャラの親衛隊ドーラ・ミラージュとスパイダーマン、X-Men、そしてアベンジャーズがチームを組む「Wakanda Forever(原題)」が2018年6月より米国にて刊行予定だ。もしもこれを実写化するとしたら、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)に勝るとも劣らない壮大なスケールの作品になりそうだが……。
映画『ブラックパンサー』のMovieNEXは2018年7月4日より発売。具体的な日程は明らかになっていないものの、続編製作も予定されている。
『ブラックパンサー』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/blackpanther.html