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『ブラックパンサー』続編予定明らかに ─ 「絶対にやる」「かなりしっかりした方向性も決まっている」ケヴィン・ファイギ明かす

ブラックパンサー
©Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータイメージ

マーベル映画『ブラックパンサー』に続編が予定されていることが明らかになった。マーベル・スタジオ製作社長ケヴィン・ファイギが、Entertainment Weeklyのインタビューで語ったことから判明した。

ケヴィン・ファイギは同インタビューの中で、『ブラックパンサー』続編について尋ねられると、次のように答えている。

絶対にやるだろう、ということ以外には特別に明かせることはありません。マーベル・スタジオにいて楽しい時間のひとつは、パート・ワンをやっているときに、パート・ツーではどうしようか、なんて話したり夢見たりすることですね。『ブラックパンサー』第一作を作っているときも、そんな会話をたくさんしていました。もうアイデアもありますし、第二作ではどうしたいか、かなりしっかりした方向性も決まっています。

映画『ブラックパンサー』が成し遂げた世界的な偉業については、いまさら改めて語り直す必要すらないだろう。想像が膨らむのは、『ブラックパンサー』にて登場を果たした面々が、今後のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)においていかに描かれるかという点だ。2018年で10周年を迎えたMCUにおける大転換作とも言える『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』およびその事実上の後編作『アベンジャーズ』第四作(タイトル未定、2019)では、アベンジャーズを中心とするヒーローらの世代交代が囁かれ、製作陣による示唆も見られている。『インフィニティ・ウォー』では重要な舞台のひとつが『ブラックパンサー』のワカンダとなっていると見られることから、『ブラックパンサー』の物語がMCUに重要な役割を果たすことはまず間違いない。ほか、ティ・チャラの妹シュリはトニー・スターク/アイアンマンを凌ぐ知性を備えるとされ、大々的な活躍も考えられるだろう。

マーベル・シネマティック・ユニバースからは、公表済みの予定として最も先のもので『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(仮題)』が2020年に、さらにタイトル未公表のものとして2021年と2022年に3作づつ予定されている。『ブラックパンサー』続編は、早くとも2021年まで待たなければならないだろう。

ライアン・クーグラー
ライアン・クーグラー監督。
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28635158925/

また、映画『ブラックパンサー』を大成功に導いた張本人であるライアン・クーグラー監督も欠かせない存在となりそうだ。ライアン監督は出世作『クリード チャンプを継ぐ男』(2015)の続編では29歳という若さの別の新鋭監督にバトンを渡しており、自身の予定作としてはマイケル・B・ジョーダンと4度目のタッグとなる映画『ロングアンサー』がアナウンスされているのみ。『ブラックパンサー』続編でも、ライアン・クーグラーならではのセンスが求められている。

Source:EW

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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