『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は「MCUで最重要の映画」とケヴィン・ファイギ

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』で、マーベル・スタジオはかつてないほど大きな壁に直面した。2020年8月に主演俳優のチャドウィック・ボーズマンが亡くなり、ライアン・クーグラー監督は続編の脚本を全て書き直し、キャスト&スタッフは“キング”の死という大きな悲しみを乗り越えなければならなかったからだ。
MCUで前代未聞となる主役不在の続編映画の公開が迫る中、マーベル・スタジオは監督・脚本のライアン・クーグラーについての特別映像を公開。ケヴィン・ファイギ社長は、本作について「僕たち全員が、今まで作った中で最も重要な映画だと強く信じています。それは全スタッフが日々フォーカスしたことであり、なによりも指揮を執ったライアン・クーグラーがそうだったのです」と語っている。
また、ラモンダ女王役のアンジェラ・バセットは「ライアンはとても大きな心を持っていて、素晴らしいストーリーテラーです。彼の下で団結した俳優たちは感情と情熱に満ち溢れていました」とコメント。プロデューサーのネイト・ムーアも、「この映画を人間的な作品にしているものが何なのかを突き詰めたら、それはライアンが本当に抜きん出ているからです」と述べた。多くのキャスト&スタッフが、MCUで最難関となった『ワカンダ・フォーエバー』の製作で、クーグラー監督が成し遂げた業績を称えている。
映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は、2022年11月11日(金)に日米同時公開。
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Source: Marvel