『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』新予告編&US版ポスターが公開

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の新予告編&US版ポスターが公開された。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)ののち、ワカンダの王であるブラックパンサー/ティ・チャラはこの世を去った。公開された予告編は、そのティ・チャラの葬儀と思しき場面から始まる。白い衣装に身を包むのは、ブラックパンサーのマスクを持つ妹のシュリと、母であるラモンダ女王。続いて登場するのは、海底王国・タロカンの王、ネイモア。「最も傷ついた者たちだけが優れたリーダーになれる」という言葉は、いったい誰に向けられているのか。
エムバクは、ネイモアを指して「彼に仕える者たちは、“将軍”や“王”とは呼ばない。“ククルカン”と呼ぶ。羽根を持つ蛇の神だ。彼を殺せば永遠の戦争が起こる」と語る。かたや、シュリは「彼が地上にやってくる」とつぶやき……。前回の予告編にもあった船内でのアクションシーンや、美しい水中の様子、前作を思わせるカーチェイスなどが映し出される中、今回の予告編にはアイアンハート/リリ・ウィリアムズもついに登場。映像の最後には、ラモンダの「示すのです、我々の力を」との言葉に続き、ついに“2代目”ブラックパンサーが降り立つ。
『ブラックパンサー』(2018)の続編となる本作は、当初ティ・チャラを主人公として構想されていたが、チャドウィック・ボーズマンが2020年8月に逝去したことを受け、脚本を大幅に変更。ティ・チャラ不在のワカンダと世界を舞台に、新旧キャラクターの“その後”を描くストーリーとなった。既報によると上映時間は2時間41分、MCUの単独映画としては史上最長となる。
前作からはシュリ役のレティーシャ・ライト、ナキア役のルピタ・ニョンゴ、オコエ役のダナイ・グリラ、アヨ役のフローレンス・カサンバ、 エヴェレット・ロス役のマーティン・フリーマンが続投。なお新キャストとして、ネイモア役でテノッチ・ウエルタ、アイアンハート/リリ・ウィリアムズ役でドミニク・ソーン、ドーラ・ミラージュの精鋭部隊「ミッドナイト・エンジェルズ」のメンバー役でミカエラ・コールが出演する。
監督・脚本は前作を手がけたライアン・クーグラー。共同脚本はジョー・ロバート・コール、音楽はルドウィグ・ゴランソンが担当した。

映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は2022年11月11日より全国公開。