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『ブラックパンサー3』順調に進行中?噂のデンゼル・ワシントン「監督と話し合いを続けている」

Nathan Congleton https://www.flickr.com/photos/32279598@N02/30937063573

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『ブラックパンサー3(仮題)』の企画が、水面下で順調に進行しているようだ。出演が期待されている名優デンゼル・ワシントンが、監督のライアン・クーグラーと話し合いを続けていることを認めた。

本作は『ブラックパンサー』シリーズの最新作だが、設定やプロット、出演者などの情報は不明。ティ・チャラ役のチャドウィック・ボーズバンが死去したことを受け、続編『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(2022)ではティ・チャラの妹シュリが主人公となった。第3作ではティ・チャラ役に代役を立てるとの噂もにわかにささやかれたが、プロデューサーのネイト・ムーアはこれを否定している。

ワシントンが『ブラックパンサー3』の出演に向けてクーグラーとの話し合いに入っていることは、2024年11月、ワシントン自身が日本で暴露してしまったもの。このたび、米Screen Rantの取材にて、「クーグラーとは役柄についての話し合いを続けていますか?」と聞かれると、ワシントンは控えめに「僕とライアンの間でね」とだけ答えた。

それもそのはず、ワシントンが『ブラックパンサー3』に出演する可能性については、秘密主義を徹底するマーベルである、現時点で公開されるはずの情報ではなかったのだ。ワシントンはクーグラーに電話をかけて謝罪したというが、のちにクーグラーは公の場で「ぜひ実現させたい。彼が興味を持ってくれる限りは実現するでしょう」と語った。また、ムーアも「実現させたいと思います。おそらく正史の誰かになると思います」と話していた。

クーグラーは最新作『罪人たち』が2025年4月に公開されたばかりとあって、現時点で『ブラックパンサー3』の具体的な進捗は明らかになっていない。ただし米Varietyは、7月末に「アイデアが形になりつつあり、内部の期待は高まっている」と報じていた。2月の時点では「ストーリーの話し合いができていない」といわれていたことを踏まえると、この半年間で企画は順調に動いていることが考えられる。

ちなみにクーグラーは、4月の時点で『ブラックパンサー3』の公開時期は「遠くない」と語っていた。しかしながら、すでに脚本の執筆が始まっていると考えても、撮影から完成までは短くとも1年以上の期間と要するとみられる。2027年12月公開の『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ(原題)』でMCUは「リセット」されるというが、それまでに間に合うかどうか?

Source: Screen Rant, Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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