フレディ・マーキュリーの実妹、『ボヘミアン・ラプソディ』主演ラミ・マレックの姿に涙していた

映画『ボヘミアン・ラプソディ』でクイーン(Queen)のフレディ・マーキュリー役を全身全霊で体現したラミ・マレックの熱演は語り草となるだろう。映画賞へのノミネートも相次ぎ、ラミ・マレックはこの演技でゴールデングローブ賞(ドラマ部門)主演男優賞、全米映画俳優組合賞の主演男優賞の候補にもあがっている。
その演技はクイーンのメンバー自身も感嘆するほどで、特にブライアン・メイはあるシーンについて「すごくフレディらしいなと思った」と感激。フレディ実の妹であるカシミラ・クックは、在りし日の兄を再現したラミを見て涙を流したという。ラミ・マレックは2018年9月に米人気トーク番組の「Jimmy Kimmel Live!」に出演した際、カシミラと出会ったエピソードを語っている。
「僕が若いフレディ姿をしている時に、会いに来てくださいました。ロングヘアーと、もちろん付け歯とメイク、1960年〜1970年代初頭のグラム・ロック姿です。」
出会った瞬間、カシミラは「笑ってました」というが、後にエモーショナルな瞬間も訪れたそうだ。
「想像できると思うんですけど、彼女にとってはすごく奇妙で、不思議な瞬間だったでしょう。後になって、泣いていらっしゃいました。真面目な文体で僕にメールもくださいました。すごく感動するものでした。とても力強かった。フレディのお近くにいらっしゃった方から、そんな風に感謝のお気持ちを頂くなんて。僕にはそれが全てでした。」
ラミにとって、カシミラとの出会いはよほど大きな出来事だったようだ。同作ジャパン・プレミアで来日した際には、カシミラと「友人になることができた」と謙虚に明かし、「この経験は、僕の人生の中でも最も深遠なものになりました」と振り返っている。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』は2018年11月9日(金)より全国の映画館にて公開中。
『ボヘミアン・ラプソディ』公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/
Source:JimmyKimmelLive