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ブラッド・ピット、伊坂幸太郎『マリアビートル』ハリウッド映画版で主演 ─ 『デッドプール2』デヴィッド・リーチ監督と再タッグ

『アド・アストラ』ブラッド・ピット来日 ジャパンプレミア
© THE RIVER

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)などで知られるブラッド・ピットが、伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』を原案とするアクション・スリラー映画『Bullet Train(原題)』で主演を務めることがわかった。米Varietyなどが報じている。

『マリアビートル』は、それぞれ目的を持った殺し屋たちを乗せた東京─盛岡間の東北新幹線内を舞台に描くスリラー作品。米ソニー・ピクチャーズにて進行中の本企画での物語は不明だが、米The Hollywood Reporterによると、ピットは“Ladybug(テントウムシの意)”というニックネームの殺し屋の男を演じると伝えられている。

監督を務めるのは、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)『デッドプール2』(2018)などのアクション映画で知られるデヴィッド・リーチ。脚本は『ライト/オフ』(2016)製作のザック・オルケウィックが執筆したものを、リーチ監督がリライトする予定だ。プロデューサーには、『イコライザー』シリーズや『マグニフィセント・セブン』(2016)などの監督で知られるアントワーン・フークアや『アトミック・ブロンド』(2017)ケリー・マーコミックらが就任。日本からは、伊坂幸太郎作品の海外著作権を取り扱う株式会社CTBの三枝亮介と寺田悠馬が製作総指揮に名を連ねている。ちなみに、『マリアビートル』の英語翻訳版は、2021年に英Harvill Secker社より出版される予定とのことだ。

ピットは、リーチ監督作『デッドプール2』に参加しており、2人は同作以来の再タッグとなる。とはいえ、それ以前にリーチ監督は『オーシャンズ11』(2001)『トロイ』(2004)『Mr.&Mrs. スミス』(2005)などで、ピットのスタントマンを務めており、相性抜群のコンビネーションに期待できそうだ。なお、撮影は2020年秋を目指しているとの報道もあるが、具体的な撮影開始時期は未定となっている。

ピットは次回作として、『ラ・ラ・ランド』(2017)のデイミアン・チャゼル監督の最新作『バビロン(原題:Babylon)』でエマ・ストーンとの共演を控えている。以前、俳優業の機会を減らしていくことを話していたピットだが、後に出来る限り継続する意向を示していることから、俳優としてのピットの姿が今後もまだまだ見られそうだ。

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Source: Variety, THR

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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