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ブラッドリー・クーパー、直近で俳優引退を考えていた ─ 考え直すきっかけを作ってくれた若き巨匠とは?

ブラッドリー・クーパー
Photo by Raph_PH https://www.flickr.com/photos/raph_ph/35547413626/ Remixed by THE RIVER

『ハングオーバー!』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズをはじめ、『世界にひとつのプレイブック』(2012)『アメリカン・スナイパー』(2014)など、数々の話題作にて主演を務めてきたブラッドリー・クーパー。どうやら、過去に俳優引退を考えていたようだ。

精力的に活動を続けるブラッドリー・クーパーは、『アリー/スター誕生』(2018)では主演のほか監督に初挑戦。世界中の批評家から監督としての仕事ぶりを評価されただけでなく、『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・スナイパー』につづき、アカデミー賞では主演男優賞の候補入りを果たした。受賞こそ逃しているが、彼の俳優としての評価を疑う余地はないだろう。

47歳になったばかりのクーパーは、その若さですでに世界中から認められているにもかかわらず、直近で引退を考えていたのだ。その理由は定かでないが、Varietyにてクーパーは、「僕が俳優を諦めなかった理由は、ポール・トーマス・アンダーソンにあります」と説明している。アンダーソンといえば、『パンチドランク・ラブ』(2002)『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2007)『ザ・マスター』(2010)にて世界三大国際映画祭・監督賞を制した巨匠。監督の最新作『リコリス・ピザ』にてクーパーは、ジョン・ピーターズ役を演じている。「彼から映画に出演してほしいと言われたとき、彼の映画であれば道を拓くことが出来ると思ったんです。そのためなら何でもやりますよ

その依頼が届いたのは、サーチライト・ピクチャーズによる『ナイトメア・アリー』(2022年3月25日公開)の撮影が、コロナ禍の影響により一時中断していた頃だったという。クーパーは、「『ナイトメア・アリー』の撮影の再開が控えていたので、サーチライトは僕が感染しないことを祈っていましたよ。ただ、“やらないわけがない”という思いでしたよ」と強い意志から出演依頼を引き受けたことを明かしている。

「コロナ禍から戻って撮影したはじめての映画でした。ジョン・ピーターズの登場場面が最初の撮影だったので、ほかのみんなと一緒に始めることができたのですが、それが素晴らしかったです。ポールとは、3週間半ほど一緒に過ごしました。カメラのテストをすべて見させていただきました。彼はレンズのことなど、僕が知らなかったことをすべて教えてくれました。彼は本当に偉大な方です。」

ちなみに、ブラッドリー・クーパーの監督最新作『Maestro(原題)』は、2022年5月より撮影が開始する予定。20世紀後半を代表する作曲家・指揮者、レナード・バーンスタインを描く伝記映画だ。ポール・トーマス・アンダーソン監督から得た知識が活かされることだろう。

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Source:Variety

Writer

Minami
Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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