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ブリー・ラーソン、キャプテン・マーベルを「もう演じたくない」? ─ 1作目当時のバッシング、MCU新書の著者が私見

キャプテン・マーベル
© 2019 MARVEL

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『マーベルズ』の公開を約3週間後に控えた中、不穏な情報が届いている。主演のブリー・ラーソンが、今後キャプテン・マーベル役を演じることに後ろ向きなのではないかというものだ。

証言しているのは、MCUにまつわる制作の舞台裏を綴った書籍「MCU: The Reign of Marvel Studios」の著者、ジョアンナ・ロビンソン氏。同書ではマーベル社内外の人物へのインタビューを通し、キャスティング秘話や製作上のトラブル、今後の見通しを記すなど、内情に詳しい人物である。

米ポッドキャスト番組The Watchに出演したロビンソン氏は、2019年の『キャプテン・マーベル』公開当時、ラーソンに対して浴びせられた非難を振り返る。ラーソンは、MCU初の女性ヒーロー役に起用されたことから、一部の保守派ファンからバッシングを受け、米大手レビューサイトRotten Tomatoesでは荒らし行為まで行われる事態となった。

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ロビンソン氏は、現在のMCUにおいて、キャプテン・マーベルが重要なポジションに置かれていることを前置きした上で、「有害な批判(toxic backlash)というのは、ブリー・ラーソンがキャロル・ダンヴァースをもう演じたくないということを意味しています」と私見を述べている。

またロビンソン氏は、著書の中で「ロバート・ダウニー・Jr.やクリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソンといった先駆者の卒業や、チャドウィック・ボーズマンの衝撃的な死も経て、MCUを支える他の人たちも出口へ向かっている」と綴り、MCUの「不確かな未来」への危惧を示している。その後の文章は「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のキャストがお別れツアーに出て、ブリー・ラーソンが幻滅するようになり、マーベルはソニーとトム・ホランドの親権を争っている」と続き、番組で語ったラーソンの心境についても言及されている。

アイアンマンや初代キャプテン・アメリカが去った今、サノス戦に大きく貢献したキャプテン・マーベルは、間違いなくMCUのリーダー格だ。かつてラーソンは、女性版チームアップ映画への情熱を語っていたが、それが新作『マーベルズ』で実現することになる。そんな同作の公開を経て、心境はどのように揺れ動くだろうか。

Source: The Watch,MCU: The Reign of Marvel Studios(Via CBR)

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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