ジョシュ・ブローリン、「マーベルに求められるならサノスを再演したい」と意欲

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『アベンジャーズ』シリーズのインフィニティ・サーガで、スーパーヒーローチームにとって最大の敵となったヴィラン、サノスを演じたジョシュ・ブローリンが、「マーベルに求められるならサノスを再演したい」と意欲を見せている。
ブローリンは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)にサノス役で初登場し、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)に続投。MCUで4作品にわたり、アベンジャーズでさえ太刀打ちできなかったマッドタイタンを怪演した。
SiriusXMの番組に出演したブローリンが今後の展望について、「もっとMCUでサノスを演じることを期待していますか?」と質問されて回答している。
「スタジオの計画が何なのか知りません。僕たちは、このこと(サノスの物語)を10年にわたって描きました。最初に参加した時は、そんなつもりはなかったので凄く嬉しかったし、関われるのが楽しかったです。サノスというキャラクターは、どちらかというとカメオ出演だったのですが、すごくスタジオに気に入られました。彼らは、自分たちが作っている作品に十分な存在感のあるヴィランがいると感じていなくて、それを見つけたと思ったのでしょう。そして、サノスを中心に展開する2本の映画が出来て、すごく楽しかったし、非常に上手くいきました。」
この発言によると、もともとサノスの出番は少なかったがスタジオに気に入られ、役の規模が大きくなったようだ。「先のことは分からない」と答えたブローリンだが、マーベルからサノス再演の声がかかったら検討するだろうと続けている。
「スタジオが、どこへ向かっているのか分からないんです。興味がないわけではありませんが、スタジオは彼らなりの過程を持っていて、それを気にかけています。マーベルが僕にサノスの再演を望むなら、間違いなくやるでしょう。ですが、彼らが何を考えているのが分からないんです。」
あわせてブローリンは、サノスはエイリアンのサイコパスであるにもかかわらず、観客が共感できるように描かれているところが気に入っているとも述べている。
「彼は非常に恐ろしくて邪悪なことを口にしているのに、正当化できて、その背後にある論理を理解できるという人もいる。最初に話をしたように、観客は自分自身を役に置き換えて、“自分だったらどうする?”と考え、オーディエンス参加型になっています。最良のシナリオではないでしょうか。」
MCUにおけるインフィニティ・サーガは『エンドゲーム』にて幕を下ろしたが、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でマルチバースの扉が開いたため、どんなシナリオも理論上は可能だ。実際にブローリンは、アニメ「ホワット・イフ…?」で、別世界のサノスの声を再演している。
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Source:SiriusXM