バッキー、『サンダーボルツ』では「事実上のリーダー」とケヴィン・ファイギが明かす

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)で初となるヴィラン集結映画『サンダーボルツ(原題)』では、バッキー・バーンズが「事実上のリーダー」になるとマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が明かしている。
米Entertainment Weeklyの取材に登場したファイギは、2024年に公開されるMCU映画のラインナップの中から『サンダーボルツ』についての話を振られ、次のように反応している。
「比較的早く撮影が始まるので忙しいですが。本作で楽しみなのは、D23(ディズニーのファン・イベント)でもお話しましたが、彼らがヒーローとは程遠い点です。彼らの誰もが自分をヒーローだとは思っていません。事実上のリーダーがバッキー・バーンズだと知っておけば充分でしょう。そこから広がっていきます。
これは、キャスティング・ディレクターのサラ・フィンが、MCU全体を通して行なった素晴らしい仕事のおかげです。デヴィッド・ハーバーやフローレンス・ピューをはじめ、何をやっても上手くいく絶好調の人たちが揃っています。すでに彼らはMCUで立場を築いていますから、彼らを中心に映画を創り上げることが出来るのです。」
『サンダーボルツ』は、政府の招集を受けて任務に挑むヴィラン・チームを描く作品。ファイギが名前を挙げたウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)まで秘密組織ヒドラに洗脳されてアベンジャーズと敵対していた。しかし、洗脳を脱してからはヒーローチームの仲間となり、“ヴィラン”の肩書からは解放されたはず。なぜ、サンダーボルツの事実上のリーダーなのか気になるところだ。
その他にメンバーとして顔を揃えるのは、『ブラックウィドウ』からはレッド・ガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ(デヴィッド・ハーバー)、エレーナ・ベロワ(フローレンス・ピュー)とタスクマスター(オルガ・キュリレンコ)、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)のUSエージェント/ジョン・ウォーカー(ワイアット・ラッセル)、『アントマン&ワスプ』(2018)のゴースト/エイヴァ・スター(ハナ・ジョン=カーメン)。
さらに、ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ(ジュリア・ルイス=ドレイファス)に加え、故ウィリアム・ハートが演じたサディアス・“サンダーボルト”・ロス将軍役でハリソン・フォードがMCUに初参戦を果たすと見られる。
映画『サンダーボルツ(原題)』は2024年7月26日に米国公開予定。
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Source:Entertainment Weekly