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エマ・ストーンがヤバい陰謀論者ジェシー・プレモンスに拉致監禁される『ブゴニア』予告編 ─ 『哀れなるものたち』ヨルゴス・ランティモス監督新作

https://youtu.be/bd_5HcTujfc?si=UrrPXumlTGLnlqHq

『哀れなるものたち』(2023)で第80回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞に輝いたヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再タッグを組んだ映画『ブゴニア(原題:Bugonia)』の奇妙な予告編映像が公開された。共演は『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(2024)で観客を戦慄させた“どの種類のアメリカ人だ?”ジェシー・プレモンス。赤グラサン役に匹敵するヤバキャラクターを演じている。

世間が憧れる才女が、陰謀論者に目をつけられて拉致監禁される不気味なスリラー。エマ・ストーンが演じるのは、TIME誌やForbs誌の表紙を飾るようなビジネスリーダーのミシェル。ベンツのGクラスを乗り回し、豪邸に暮らし、「あらゆる企業が多様性を重んじるべき」と崇高なスピーチ映像を収録している。

そんな彼女を、組立ライン工場で働く薄汚れた二人組の陰謀論者テディ(ジェシー・プレモンス)とドン(エイダン・デルビス)が誘拐。見知らぬ地下室で目を覚ますと彼女は丸刈りにされ、テディは「人類抵抗軍の本部へようこそ」「君の頭髪は破壊された。君の船からの連絡を断つためだ」と告げる。

どうやら陰謀論者テディ、ミシェルは地球を破壊する汚らわしきエイリアンであると結論づけているらしい。一方ミシェルは、自分は有名な会社役員であるから、警察とFBIが48時間以内に捜索を開始すると警告。しかしテディは「うまいね、ドキドキさせられた」と意に介せず計画を続行。「お前の正体はわかっているぞ」と迫るが、動じない様子のミシェルに「あなたのこともわかってるよ、テディ」と返され、テディは苛立ちを隠せない……。

『女王陛下のお気に入り』(2018)『哀れなるものたち』『憐れみの3章』(2024)に続き、ランティモスとストーンが新たな領域へ。前3作はディズニーのサーチライト・ピクチャーズが配給を手がけたが、本作ではFocus Featuresが担当する。2025年10月24日より米公開となる。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者、運営代表。執筆・編集から企画制作・取材・出演まで。数多くのハリウッドスターに直接インタビューを行なっています。お問い合わせは nakataniアットriverch.jp まで。

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