『ブラック・ウィドウ』「ワンダヴィジョン」アートポスターが米公開 ─ MCUフェイズ4の話題作、ディズニーイベントで注目集まる

マーベル・シネマティック・ユニバースの「フェイズ4」に登場する新作映画『ブラック・ウィドウ(原題:Black Widow)』と、スカーレット・ウィッチ&ヴィジョンを主人公とするドラマ「ワンダヴィジョン(原題:Wandavision)」のアートポスターが米国にて公開された。
このたびのポスターは、ディズニーの大型イベント「D23 Expo 2019」のためにマーベル・スタジオが制作したもの。会場には「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(原題:The Falcon and The Winter Soldier)」のポスターも掲示されているが、現時点で公式や関係者によるオンラインでの公開は確認されていない(Disney+公式Instagramのストーリー機能には投稿されていたものの、2019年8月27日12時現在、すでに閲覧できない状態となっている)。
『ブラック・ウィドウ』
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マーベル・スタジオのコンセプトアーティストであるアンディ・パーク氏がSNSにて公開した『ブラック・ウィドウ』のポスターには、スカーレット・ヨハンソン演じるナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウのほか、デヴィッド・ハーバー演じるアレクセイ/レッド・ガーディアンもマスク姿で描かれている。レッド・ガーディアンは“ソ連版キャプテン・アメリカ”というべき存在で、ナターシャとも浅からぬ関係にあるという設定だ。
またポスターにはフローレンス・ピュー演じるナターシャの妹分イェレナ、レイチェル・ワイズ演じる謎の女性メリーナも登場。さらにナターシャの背景には、いよいよスクリーンにお目見えする人気ヴィランのタスクマスターの姿もある…!
「ワンダヴィジョン」
「これまでとは全く異なる」「サプライズに満ちた」「風変わりな」作品だとして、いまやファンの間でも“まったく予想不可能”な作品となっている「ワンダヴィジョン」のポスターには、ポール・ベタニー演じるヴィジョンの“人間姿”と、エリザベス・オルセン演じるワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチの平和な時間が切り取られている。どこか懐かしいアメリカの家庭を思わせるが、ここでは壁に見える2人の影に注目しよう。ヴィジョンそのものの姿と、コミックに登場するスカーレット・ウィッチのスーツ姿のシルエットが確認できるのだ。おそらくワンダの能力が発動しているであろう、赤い光をまとったテレビも気になる。
発表によると、本作は「理想的な郊外生活を送っていたワンダとヴィジョンが、何かがおかしいと思い始める」というストーリーで、「アメリカン・シットコムとマーベルのアクション映画が融合したような」作風になっているとのこと。アンディ氏も「この作品はまったく新しく、そして奇妙」と記しているのだ…。
映画『ブラック・ウィドウ(原題:Black Widow)』は2020年5月1日に米国公開予定。ドラマ「ワンダヴィジョン(邦題未定、原題:WandaVision)」はディズニーの新映像配信サービス「Disney+」にて2021年米国配信予定。